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会議番号:3309 開催期間 2014年09月12日- 05月08日
みなさん、こんにちは。市ヶ尾中学校校長の平川理恵です。約2年ぶりの出演となります。今回は子どもの「自立」について、みなさんと考えていきたいと思います。「教育は人なり」という言葉があるように、先生もしくは人生の師によって人生が切り開くことができたり、救われたと言う人もいるかもしれません。 文部科学省は、教育の目的の一つとして、次のようなことを記しています。「教育は、自立した人間を育て、個人の能力を伸ばすとともに、国家や社会の形成者である国民を育成する役割を担っている」 子どもが自立するために、学校は、家庭は、地域(周囲の大人等)は……一体何をしていけばいいのでしょうか?“自立”の反対は何かと言うと“依存”です。世の中、自立した人たちばかりでなく、依存したい人たちが増えると、大変なことになります。 かつて、イギリス病と揶揄された依存体質を変えようと、時のサッチャー首相は、全公立学校に「Independence and Contribution」(自立と貢献)という教育目標を掲げさせました。その後、イギリスは、再びビジネス経済界においても活力を取り戻していきます。 自立し、世の中に貢献できる子どもになってほしい……そういう想いで、今、私の勤務する市ヶ尾中学校の教育理念も「自立貢献」にしています。いつなんどきでも、このミッションに従って全ての物事が決められていきます。 あなたの周りの子どもは、自立していますか? 日本の子どもは、世界の子どもに比べて、自立しているでしょうか? 子どもが自立するために、学校は、家庭は、社会は、どうすることがいいのでしょうか。子どもが自立するために“よい方法”、ありますか? あなたの意見をお聞かせください。もしできましたら、ご投稿の文章内に、お子さんがいらっしゃる方は、お子さんのご年齢もご記入いただけると発達年齢ごとの「自立」が分かるかと思います。 1週間、どうかよろしくお願いいたします。★平川議長の近著をご紹介します。あなたの子どもが「自立」した大人になるために★平川議長の過去の円卓会議より・学校と家庭の連携、上手くいってますか?・中学の校長になってみたいですか?
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