働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3339 開催期間 2015年04月17日- 04月24日
みなさん、こんにちは。日経の関口です。1週間お付き合い下さり、ありがとうございました。「アップルウオッチを欲しい」という方は最後まで23%でしたね。アップルへのみなさんの提案はそれぞれもっともで、私も投稿を読みながら、いちいちうなずいてしまいました。 「YES」と回答されたくろねこやまねこさんやkkoさん、「NO」と答えられたmayupyonさんやosumiさんに共通していたのは、「なぜ時計なのか」という素朴な疑問です。時計は時間を知ることがもともとの機能ですが、それ以上に自分の個性を訴えるアクセサリーとしての役割が重要になっています。ヘルスケア用の器具であれば、もっと簡便で値段の安いものでもいいわけですし、アクセサリーなら、その日の気分でいろいろ使い分けたいものです。コミュニケーションデバイスであるiPhoneとはその点で大きく違うといえるでしょう。 cheetanさんが提案されたように、子ども向けのキッズウオッチというのはとても面白い考えだと思います。ただ、iPhoneと一緒でなければ使えないというのでは、あまり意味がありませんね。それに何万円もする端末を子どもに持たせるのも心配です。 みなさんのご意見を総じてみてみると、ヒットメーカーのアップルも今度ばかりは従来のようなクリーンヒットは難しいかもしれませんね。私自身も正直なところ、しばらくは様子をみたいと思います。 ただ、腕につけるウエアラブル端末としては、今後、いろいろな用途が生まれてくると思います。前回も申し上げたように、ヘルスケアはひとつの大きな市場になるでしょうし、スマートフォンとは別のコミュニケーションスタイルの提案にも期待が持てます。それから日本ではまだその機能が使えませんが、NFC(近距離無線通信)機能を使った電子財布としても興味深いものがあります。さらにはマンションやビルの入退出、クルマの電子カギ、テレビのリモコンなど、考えれば応用はまだまだありそうです。 その意味では今回のアップルウオッチはまだ第一段階といえるでしょう。アップルウオッチ向けに様々なアプリケーションやサービスを考えるサードパーティーも今後は出てくると思いますので、とりあえずはアップルの新しい挑戦を前向きに評価したいと思います。実際、iPodもiPhoneも出たばかりのころはそれほど注目を浴びませんでした。今後、どうやってアップルらしい新しいライフスタイルを提案できるかが、アップルウオッチの成功のカギを握っているといえるでしょう。 本当に1週間ありがとうございました。私も勉強させていただきました。また、この円卓会議でみなさんとお会いできることを楽しみにしています。★関口議長の過去の円卓会議より・Windows XPサポート終了。あなたのパソコン、大丈夫?・個人向けクラウドサービス、使っていますか?・スマートフォン、活用していますか?
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