イー・ウーマン（ewoman）

上司の話しぶり（cheetan・千葉県・46）

8年前に派遣から正社員に登用され、自ら考え行動することとマネージャーの視点でも仕事を見ることを教えられ、両方を意識しながら働いてきました。意識を自ら変えてきたので、どういったときに変わったというのはありませんが、私の意識が変わったことを上司も認めてくれているのが、最近では上司の話しぶりから感じられます。私個人の業務に対してではなく、部下の育て方や業界の動向、会社全体の話が多くなりました。

異業種交流などの場で（abebe・41）

私は、働き始めて23年。10年前の離婚をきっかけに働き方への意識を変化させられました。結婚中は腰掛的に仕事をしてました。離婚をきっかけに、自分の人生に責任をもって生きていくと覚悟してから腹がすわり、働き方が変わりました。広い世界を知りたいと、経営の勉強をしたり、異業種交流したりする中で、自分の創りたい社会や世界が明確になってきているのを感じてます。

役員になって変わりました（coco1928・石川県・39）

働き始めて21年目。はじめの職場は男性ばかりの職場だったため、自分の意見を言うことはほとんどありませんでした。その環境の居心地が悪すぎて10年くらいで転職。しかし意見を言えない癖が残ってしまっていて、転職してからもモヤモヤする日々でした。それでも何とか成果をあげ、役員になりました。それをきっかけに、会議で思ったことを言うように変わりつつあります。そうしたら、うまくいってもいかなくても、納得感を得ながら仕事ができるようになってきました。

子ども達の成長に負けたくない一心（makkyo925・埼玉県・41）

働き始めて19年。最初は「できないことができるようになった」ことで成長を実感。しかし次第に鈍化。でも、子どもが生まれ、ものすごい角度＆スピードで成長していくのを見て、いい意味で「負けたくない！親という隠れ蓑を着た成長に対する傍観者にはなりたくない」と感じ、仕事での昇進や資格取得で邁進。それ以上に、昨年独立開業してからは学びと決断の連続。お陰様で、子どもたちのよきライバル？！として、確実に「昨年の私より格段に成長している！」と言い切れる日々を送っています。

働き始めて11年（ゆきなな・海外・その他・34）

プラスアルファの仕事ができるようになったと実感した時、タイミング良く、これまで自分がやっていたことを後輩に譲り、新しいことを始める機会に恵まれました。この引継ぎの際に、ついこの間は自分が教えられる方だったけれど…と自分の成長を実感しました。もう１つ、ビジネス書を読んだ時に共感できるポイントが多くなり、笑えるようになる、そして誰かと共有したくなる、こんな時にも自分の変化を感じます。

仕事の楽しさに気づいたとき！（サチコ・37）

働き始めて15年目。自分の意識が大きく変わったのは入社5年目頃。子会社から親会社に異動になり、担当する仕事が会社全体のどの部分に関わっているのかが見えた時、ぶれない強いベクトルが定まったという感じがしました。そこからは、仕事そのものがただただ楽しくて「今日はいつまでも仕事が出来る」と休日前夜が嬉しかった程。同時に、もっと仕事や社会について知りたいと強く思い、大学の社会人向け講座に１年間通い、多くの貴重な出逢いや学び、刺激を受けた事もありました。

人に教える難しさ（Kylin・56）

私が社会人になった時には、目の前の仕事をこなせば良いものでした。会社での立場も変化すると、・最善解へ至る過程のモデル化　・仕事の優先順位の振分け　・社外の人々とのコラボの増加　・リスクへの対応の読み、などを要求されるようになります。私が変化を感じたのは　・人に教える必要が出てきた時。　つまり、ノウハウをオープン化し、他人でも業務がスムースにいく道筋をつけておく考え方が出てきた時です。

何をしたいかを考える（あちゃまる・京都府・45）

医療の専門職として働いて22年です。専門職としての自分のスキル、後輩のスキルを上げることを一番に働いてきましたが、昨年管理職になり、「あなたは何がしたいか？」と問いかけられることが増えました。何を実現したくて、どう進めたらいいのか？　国際女性ビジネス会議で円卓会議「管理職になろう」に参加したことで、「私が提案できるチャンスをもらったのだ」と思いました。この先5年、10年を見据えて考えることが必要だと感じています。ご利用者もスタッフも私も幸せな仕事を目指したいです。

子どもが生まれて変わりました（えこりん・神奈川県・39）

独身時代はがむしゃらに働き7年。結婚を機に退職、出産もありその間ブランク5年。再スタートは在宅勤務で始めて4年目。在宅勤務は作業的内容で、人との交流もないため、NOを選択しました。時間的融通は利くもののやはり他者との関わりが薄いと自分の成長にもつながり難く、物足りなさはあります。その代わり、ボランティアで子ども向けワークショップを主催する団体に入り、自分の仕事での得意分野を少しでも子ども達に還元できればという活動をしています。

たくさんの具体的な投稿、ありがとうございました。
私たちは毎日何らかの変化をしているわけですが、それを意識的に認識できるかできないかで、毎日の活力に大きな違いがあると思っています。変化に気づく力は、成長を促進すると思っています。
 
皆さんの投稿を読んでいると、一つは、「引き継ぎ」というプロセスが、良いようですね。
Kylinさんが人に教える必要が出てきた時に「ノウハウをオープン化し、他人でも業務がスムースにいく道筋をつけておく考え方が出てきた時」というように、自分のしている仕事を「他人に伝える」ということは、仕事を見直すことや、シンプルにすること、記録に残すことなど、大変重要な仕事の基盤を作ります。
 
ゆきななさんも、良い感覚ですね。「引継ぎの際」に感じることに加え、「ビジネス書を読んだ時に共感できる」。これもいい！
それは、サチコさんの「担当する仕事が会社全体のどの部分に関わっているのかが見えた時」とか、abebeさんの「自分の人生に責任をもって生きていくと覚悟してから腹がすわり、働き方が変わりました」というのとも似ているのかもしれません。
 
自分の腹の据わり方。コミットメントがあると、同じ出来事が違って見えてくるわけです。
そして、どの視点から物を見るかという意識。
 
「上司の話しぶりから感じる」というcheetanさん。すばらしい。
上司がどんなテーマを自分に話しているのかを「幹部候補として会社全体の話をしている」と理解するか、「自分と関係ない他人の話をしている」と捉えるかで、大きく違います。
 
厳しい言葉が、自分へのダメ出しに聞こえるか、
厳しい言葉が、成長への期待に聞こえるか。
 
全体の仕事の会話が、関係ない話に聞こえるか、
それとも管理職視点を育てるための話に聞こえるか。
気持ち一つで同じ景色が違ってみえる。
 
「役員になって変わりました」というcoco1928さんや、
「管理職になったことが変化のきっかけ」とおっしゃるあちゃまるさんも、きっと景色が変わったのでしょう。
 
そしてNOを選択、といいながら、成長をしっかり意識している、えこりんさん。
なんといっても、makkyo925さんは、「昨年の私より格段に成長している！と言い切れる日々を送っています」って、かっこいいです！
 
私自身、20年間で変わったこと、変わらないこと、もちろん両方ありますが、
昔以上に自分の貢献を意識するようになりました。それも、チームの中で。
以前は、一人で貢献しようとしていたけれど、いまは、チームで貢献することや、私の影響によって他の人が貢献する環境を作ることに興味がでて、そのような動きが出来るようになったと感じています。
 
ということで、最後の金曜日に向けては、これからの20年を考えたいと思います。
これからの10年、20年。自分自身どんな役割を果たしたいですか。また、職場をどんなふうに変化させたいと思いますか。
どうぞ自由に、投稿をお寄せください。
 
Make History＝時代を動かす。
どんなふうに時代を動かしたいか、ピアのみなさんの投稿お待ちしています！


★7/26（日）開催しました！
「第20回国際女性ビジネス会議」
今年のテーマは「Make History」

★佐々木議長の過去の円卓会議より
・「多様な働き方改革」に興味ありますか？
・労働時間の長さで給与が決まる。賛成ですか？
・健康管理のための毎日の習慣、ありますか？

• 2015.07.29
• 佐々木かをり 株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長、株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長