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会議番号:3359 開催期間 2015年09月04日- 09月11日
選手のコンディションを考えれば「秋開催」がいいに決まっています。出来ないところに商業化した五輪の事情があるようです。 さらにもう一つの問題。まうやんさんが指摘するように「開催地の負担」が大きくなり過ぎています。 「低予算の五輪」は国際オリンピック委員会(IOC)も求めています。立候補する都市は「ウチならこれだけの予算で出来ます」と低く抑えた運営費を提示して誘致を競い合うのですが、実際はそんな額で収まりません。 新国立競技場で分かったように費用はどんどん膨らむ。それが実態です。 誰が負担するのでしょうか。興行主のIOCは出してくれません。 開催地との契約で「超過費用は開催地負担」が明記されます。東京大会では、かかり過ぎた費用は都と政府が負担することになっています。税金で穴埋めを約束しているのです。 どう見ても開催地に不利な契約ですが、原因は誘致合戦にあります。 立候補の段階では、開催地にとって五輪は夢でしかない。だから、リアリティーに乏しい「夢みたいな計画」を並べがちです。 低予算ながら「あれもできる」「これもやる」と盛りだくさんな案を作り、IOCは「では、それでお願いします。費用が嵩んだらアンタの負担だからね」と逆手に取るのです。 「トキョウ」と発表され、大喜びしたものの、その裏でどんなことを約束していたのか。国民といっしょに浮かれていたメディアは、検証をまだ十分にしていないように思います。 2024年五輪の有力候補と見られていたボストンが招致を断念しました。財政負担を問題にする市民の声を無視できなくなったからです。 競技場やロゴの問題は、これから始まる「五輪狂走曲」の序曲かもしれません。 「アスリート・ファーストに戻せますか」へのYES、NOの投票と併せ、「五輪と開催地の負担」について、あなたの考えを聞かせてください。★山田議長の過去の円卓会議より・本土の人は、沖縄に冷淡だと思いますか?・朝日新聞、廃刊にしますか?・安倍首相の外交、支持しますか?
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