働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3366 開催期間 2015年10月23日- 10月30日
たくさんの投稿、有り難うございます。 法律かどうかわからなくても、不便だと思うことを、または、会社の対応でこんなに便利になっている、ということをお知らせ頂くと、考えるきっかけになりそうです。 「小1小2の壁」というmamisanさんの投稿。とても重要です。子育てが小学校入学までと錯覚しているルールや認識を変えないといけません。小学校の方が「保護者」の出番が多いです。母親である必要もなく、父親でもいいし、祖父祖母、叔父叔母など、安定した保護者が必要です。同時に、シングルマザーやシングルファザーを想定した法律になっているのか、という点検も必要だろうと思います。 TOMICさんの「月平均で80時間位の残業に対して、27.5時間分までしか残業手当ては出ませんでした」は、違法です。「非正規雇用を減らす法律を!」というひよこまめさん。「熱心に取り組んだところで、3年の期限が来ればやめなければならない」というのは、3年契約ということでしょうか。再度の契約をすることができれば、契約が続くかと思いますが、再契約の交渉ができない、ということでしょうか。貢献をしている、という実態をもって、交渉してみたらどうでしょうか。 「年休の時間単位の取得制度」を希望される、ともし火さん。既に、2008年に改革がなされ、年に5日間までは時間単位で取得出来るようになっています。 詳しい法律は、こちらの厚労省のページを読んでみて、人事部等にご相談されたらどうでしょう。 パートタイムの正規雇用化、というみろろんさん。イギリスでは「私のレベルの労働はフルタイムは37時間」。職種によって週の基準労働時間を決めて行くという考え方を導入するという考えもありますね。イギリスの事情を、多方面から教えていただきたいです。 医療職はどうにもならない、というまうやんさん。貴重なご指摘、ありがとうございます。医師でなく、コメディカルの勤務現状を調査して、必要な改革をしないといけない、ということですね。具体的な課題、苦しみ?を教えてください。今期で改革出来なくとも、少なくとも近い将来に動いてもらうために、情報は共有して改革の際の話題にしたいと思います。 たくさんのテーマが出て来て、嬉しいです。最後のディスカッションは、3つのことをお聞きしたいです。どのテーマでも感じること、疑問、課題があれば、お寄せ下さい。 一つは、「正規・非正規」について。 私自身は、正社員とか、正規雇用とか「正しい」という言葉を使って表現し、他の働き方が正しくないように呼んでいることが、まずおかしいのではないかと思っています。大切なことは、どんな働き方であっても、同じ成果を出しているのなら同じ処遇であることが重要なのであって、どの働き方、どの場所で、何時間働くのが正しいのか、ということではない、と思っています。 ですから、非正規を正規にという表現は錯覚を広げると思っていて、どの働き方であっても「成果が同じなら同じ処遇を」という表現に変えて行ったらいいと思うのです。また、「正社員」という名称も、辞めたらいいのではと思っています。 例えばイー・ウーマンやユニカルインターナショナルの場合、いわゆる正社員でも、契約社員でも、アルバイトでも、派遣でも、全員が全く同じ処遇です。成果に応じて給与が決まります。最初から時短で無期雇用(いわゆる正社員)になる人もいます。やる気があり、成果を出すなら、どんな働き方でも処遇が同じ、なのです。その条件で、今も常時、各ポジションで人材募集をしています。 二つ目が、成果の定義、決め方について。 「適正な仕事量」の判断基準というabbyiさん。真打ちさんは、「労働時間規制の解放」に賛成、とのこと。「成果重視の勤務形態は意欲向上にも通じる」というのは力強いです。yucci1さんの「経済発展には自主労働が必須。エグゼクティブは法定労働時間の制限なし。ワーカーは法定労働時間制限あり。と分離していただきたい」という声もあります。 以前も議論しましたが、成果、の決め方が難しいです。皆さんの職場で、この評価制度はいい、このような成果の評価はどうか、ということがあれば、教えてください。 三つ目が、mamisanさんもご指摘の社会保障などとのからみ。税や社会保障は、規制改革では扱えないとはいえ、「多様な働き方」の障害になっている「からみ」があれば、指摘はしておきたい。どうぞ、壁を越えた、皆さんからの疑問、課題、提案などあれば、お寄せ下さい。 ということで、上の3つについての熱い議論、課題、提案、待っています。★佐々木議長の過去の円卓会議より・労働時間の長さで給与が決まる。賛成ですか?・この20年間、働くことへの意識変化、ありましたか?・「多様な働き方改革」に興味ありますか?
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