働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3386 開催期間 2016年04月01日- 04月08日
いろいろな企業サイトを見てくださったようですね。カルビーは、松本会長が「ダイバーシティが嫌なら退職してください」とダイバーシティを強く打ち出して以来、女性活躍ができる会社との認識が高まり優秀な女子学生の応募が殺到していると聞きます。 力を評価してくれて、貢献出来る環境があるとわかれば、いい人材が集まる。人材を、イー・ウーマンでも材料ではなく財産と考え「人財」といっていますが、そういった考え方が伝わることは企業の変化を生み出します。 ダイバーシティや女性活躍は、女性のための施策ではなく、企業の成長、社会の成長のために「多様な視点」で物事が点検され,議論され、よい方向に動き出す為のものです。好き嫌いに関係なく、各企業が現状を分析し、自分たちの今までの歩みや思い込みを点検し、今後に向けて行動計画を立てることはとても重要な第一歩とおもっています。 法律に期待しない、とNoを選択している方は、法律がなかったら、あるいは、なくても、もっと良くなると期待されているということでしょうか。それとも、どんなに法律ができても、日本にある企業は今後何も変わらないという諦めでしょうか。 一つ明確にしたいことは、この法律は企業に向けてであり、すべての女性活躍関連の課題を解決するものではないということです。当然、保育園が増えることや、学校での教育のありかた、家庭環境など、多方面から取り組まなくてはいけない大きな問題です。 その中でたとえば保育園を作ること、増やすことは、各自治体の課題であり、規制改革もすすむ今、自治体が工夫し、成果をあげる仕事であり、すべての企業の仕事ではありません。この法律は、企業経営において、言い訳無しに、女性関連の情報を公開し、取り組みを始めていくという、企業に対するプレッシャーを与えるものなのです。企業に働く男性たちや幹部にとっても、法律になった今、守らなくてはなりませんから、今の自社の女性活躍の現状を調べ、数値化し、行動して行かなくてはなりません。 つまりHARUNAさんの会社が、もし従業員301名以上であったなら、この法律によって社内の女性活躍事情を公開しなければならなくなりました。いままで社員にしかわからなかったかもしれない差別や慣習があれば、それらが外に知られるようになり、企業評価へと変わって行くのです。外の目がはいることで,企業が変化しなければならなくなるという「外圧」が加わるのです。 この「外圧」は、まさに私たち=社外の人間、なのですから、この法律の存在を理由に社内外から、まずは、情報公開を読み、語り、広めることが第1歩なのではないでしょうか。私たちが期待し、チェックし、評価し続けることで、この時限法が有益に機能するということだと思っています。 金曜日サイトアップが、この「働く人の円卓会議」最後の議論です。どんな数値や情報を公開することが大切だと思いますか。たとえば女性管理職が少ない企業は、その数値を発表せず、違う情報を出したりしています。 すーにーさんの会社は女性の意識について、公開されるということでしょうか。ちなみに、女性の意識は上にたつ男性の意識に大いに影響をうけるので、女性の意識を変える為には男性の意識改革&行動改革が必要だと考えていますがどうでしょうか。 最後の議論は、どんな数値や情報、目標を公開している会社がいいと思ったか。どんな数値や情報、目標を公開して欲しいと願うか。自社のこと、他社のこと、具体的にご意見、ご提案お待ちしています。 イエス・ノーの投票は、変更できます。一人一票ですので、すでに投票されているかたが意見を変更すれば、過去の票が減り、新しい票が加算されます。再度よく考え、投票、投稿をお願いします。素晴らしい提案、お待ちしています!★佐々木議長の過去の円卓会議より・多様な働き方への改革。変えて欲しい法律ありますか?・この20年間、働くことへの意識変化、ありましたか?・世界男女格差101位。日本が女性リーダーを増やす方法、ありますか?
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