働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3386 開催期間 2016年04月01日- 04月08日
佐々木かをりです。今日、2016年4月1日、女性活躍推進法が施行となりました。昨年2015年8月28日に成立してから、対象となる「従業員301名以上の企業」は様々準備してきたと思います。今週一週間は、この法律を中心に皆さんと議論をしていきたいと思っています。 この法律は、女性が活躍できるように企業内の環境を整備しようということで誕生しました。女性の活躍状況の把握と分析。課題解決のための行動計画の策定と届け出。そして、それらの情報公開という3つのステップが義務づけられています。10年間の時限法、つまり、10年間やってみよう、という法律なのです。 1986年に男女雇用機会均等法が施行されてから30年経った今、まだ日本には大きな男女格差があります。ダボス会議で有名な世界経済フォーラム(WEF)のジェンダーギャップ指数2015年版によると世界145カ国中、日本は101位。男女の給与、国会議員の数、管理職の割合など、さまざまな分野で世界でも目立つ程の男女格差があるのです。一方、経済協力開発機構 (OECD)の成人力調査などで世界一水準が高いと言われる日本の男女の社会人としての力。数字からみると、日本は大きな課題を抱えていると読み取れます。 そこで誕生したのが、この法律です。皆さんはこの法律に期待していますか。 どんな点に期待しているのか。どんな理由で期待していないのか。あるいは、ご自身の会社、周囲の会社では、準備中にどんな議論が社内であったのか。今日からどんな取り組み・発表をされるのか。どの企業の発表内容に注目しているのか、など、今週は皆で議論していきたいと思っています。 厚生労働省には、女性活躍推進法の特集ページができています。法律の内容を確認したい方は、以下をお読みください。★女性活躍推進特集ページ 本日施行の「女性活躍推進法」。期待していますか? イエス・ノーの投票と、 I statementでの投稿、お待ちしています。 ★佐々木議長の過去の円卓会議より・多様な働き方への改革。変えて欲しい法律ありますか?・この20年間、働くことへの意識変化、ありましたか?・世界男女格差101位。日本が女性リーダーを増やす方法、ありますか?
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