働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3408 開催期間 2016年09月16日- 09月23日
今週最後、4日目の議論は、研修をテーマにしました。投稿ありがとうございました。 まず、研修の対象者、重要性ですね。 ・はこねこさんの「女性キャリア支援研修」で、「育児や介護に関わる男性社員にも同研修が検討」 ・「新しい研修を『部下の人数順』で」という、ゆりえってぃさんは24歳! など大切な視点です。 そもそも女性対象の研修が少ない現実と、ここ30年の企業内文化を考えると、女性だけを集めての研修も時に必要でしょう。今までの体験の不足分を補うために必要、ということです。 しかし多くの内容は、男性にも必要なものです。 そもそもライフイベントとは、出産という行為以外は、すべて男女共通です。結婚も、育児も介護も女性だけのライフイベントではないことを認識して、研修プランをたてることが大切でしょう。 また、ゆりえってぃさんがおっしゃる案は、そのとおり、です。昨日も述べましたが、管理職向けの研修は、最初に評価者研修が大切だろうと思います。つまり、部下を持つ時は視点を変えるいい機会だからです。 何年も前のことですが、知人が、入社15年目にして人事部に配属された時、初めて、会社全体の組織や、経営視点、全体視点で考えることを知り、自分を含めて各社員がいかに個人視点で思考していたかを思い知ったと話してくれたことがあります。全体を考え、人を評価するということが、確かに管理職の第一歩だろうと思います。 研修の効果として研修時の出会いの重要性、もそのとおりです。つまり、誰と一緒に受講するかも大切ということですね。 ・ぺりさんの「出会った人たちのインパクト」 ・やっちゃん24さんの「人脈が広がり現在も仕事に活かされています」 ・おれんじ78さんの「経営陣と直接話せる機会」 研修内容もしかりですが、そこでの出会いが学びに直結します。プラスにも、マイナスにも影響するでしょう。 私が、皆さんに、そして各企業に「国際女性ビジネス会議」への参加を提案するのは、そのためです。全国から毎年志高い人たちが参加します。 15歳から80代まで、国籍も、業界も、役職も多様な人たちが1000人もいるのですから、その出会いはパワフルで、プラス思考を体感することになるからです。 ひとつの課題をどう解釈するかは、人それぞれ。全てを前に向けて解釈する人と一緒にいるように意識することが大切でしょう。 そもそも研修の目的、は何でしょうか。 シンゴパパさんは「組織としての力を拡げてもらうこと」と定義されました。そのとおりですね。組織の総合得点を高めるために、一人一人がどう貢献するか。その力を高める。それにつきると思います。 大学が高校の内容を教えることになり、企業が大人の基礎を教えることとなっている、などと日本の今の状態を嘆く声を聞くこともあります。海外に比べて手厚い企業研修が注目されている日本です。会社はどこまで教える必要があるのだろうか、ということも一方で疑問に思いますが、 どちらにせよ真打ちさんが「自己研鑽の積み重ねで育つ」、mayupyonさんが「実感したり気づいたり」とおっしゃるように、どの環境でも自らが学び続けることが大切でしょう。 働き方改革、というテーマで議論をしてきた1週間ですが、会社がすることと、個人がすること、この両方を合わせることで、組織が前進していくことが、改革の目的であることを再度認識して今週の議論を終了したいと思います。 自分自身の存在が、自分の思考や行動が、毎秒、毎秒、この組織を、プロジェクトを、前に進めるために動いているかを、私は意識して仕事をしています。このテーマには終わりはなく、一人一人の意識の向上と行動変化が必要です。イー・ウーマンの私たちから、いい事例を作って行きたいと思います。 また、続きの議論を楽しみにしています。一週間有り難うございました。★佐々木議長の過去の円卓会議より・自分の仕事能力。何をどう伸ばせばいいか、わかっていますか?・入社前に知っていれば良かった、と思う情報ありますか?・多様な働き方への改革。変えて欲しい法律ありますか?・労働時間の長さで給与が決まる。賛成ですか?
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