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会議番号:3459 開催期間 2017年09月22日- 09月29日
突然、衆議院の解散と総選挙ということになりました。北朝鮮情勢が緊迫しているなかで、総選挙という政治的な空白を招いていいのか、と不安になりますが、官邸から伝わってくる情報は、北朝鮮情勢はこれからもっと厳しくなるから、総選挙は今しかない、だそうです。 これが解散の大義名分になるのかどうかわかりませんが、北朝鮮のミサイル発射でJアラートが鳴り響くなか内閣支持率が回復している、民進党の前原新体制がごたごたしている、都民ファースト新党の体制が整っていない、というタイミングのうえに、臨時国会の冒頭に解散すれば、森友・加計問題で国会での追及をかわせられるとなれば、安倍首相にとっては、まさに今しかない、ということでしょう。憲法には、そんな規定はありませんが、解散は首相の専権事項だそうですから、安倍さんにすれば、当然の戦略ということになりますし、野党からすれば、党利党略どころか私利私略の解散だということになります。国政選挙は、政権選択の機会だといわれますが、現在の議席数や政治情勢を見れば、今回の選挙が与党か野党かという政権選択になると思っている有権者は少ないと思います。その意味では、安倍政権への信任投票の選挙だと思います。具体的にいえば、アベノミクス、北朝鮮政策、憲法改正などについて、その業績や方針を評価するのか、また、森友・加計学園問題で浮かび上がった疑惑をどう考えるか、といったことでしょう。 もし、自民・公明の与党が現在の議席数よりもふやすという意味で勝利すれば、安倍首相は、国民の信任を得たとして、上記に挙げたような政策で、積極的にこれまでの方針を貫こうとするでしょうし、森友・加計問題については、国民の審判を経たとして、おざなりの対応になるかもしれません。一方、議席数を減らすことになれば、国民に不人気な政策について、推進するのを自重することになるでしょうし、大幅に減らすようなことになれば、信任を得られなかったとして、首相が辞職し、自民党内で新たな首班を選ぶという動きが出てくることになるかもしれません。 みなさんと議論したいのは、安倍政権のどういう政策を評価するのか、逆に評価しないのか、また、与党の勝利に期待するか、逆に野党の躍進に期待するか、ということです。私自身は、今回の選挙結果は、日本の運命に大きくかかわるものだと思っていますが、みなさんのご意見はどうでしょうか。10月に解散・総選挙。結果に期待しますか?★高成田議長の過去の円卓会議より・東北産の農林水産物。食べていますか?・米国第一主義、日本に対応策はありますか?・消費増税延期。安倍総理、信頼できますか?
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