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会議番号:3466 開催期間 2017年10月27日- 11月03日
みなさん、こんにちは。小児科医の田村大輔です。今回は、インフルエンザワクチンの接種について、議論したいと思います。 ご記憶にも残っている方は多いと思いますが、5年前の2012年にも、この円卓会議にて「インフルエンザワクチン接種、受けていますか?」として、議論しました。当時の結果では、47%の方がインフルエンザワクチン接種を受けているということでした。 諸外国のデータも出して、ワクチン接種を受けた方が良いのか、ワクチン接種の予防の有効性、などを議論しました。 この5年間で、インフルエンザワクチンの環境も大きく変わってきました。3種類の抗原(A型H3N2、A型H1N1、B型1種類(Yamagata系統かVictoria系統))であったワクチンが4種類(A型H3N2、A型H1N1、B型2種類(Yamagata系統とVictoria系統))になり、60歳以上の方を対象とした定期接種も開始されました。また、前回の議論中にも説明しましたが、小児の接種量も、諸外国と同様の量に増量され、乳幼児の有効性についても、学会で議論されています。 そこで、今週1週間は、「インフルエンザワクチン接種、受けますか?」で、再度議論を行いたいと思います。まずは、皆さんのご意見をYesかNoでお示しいただき、その理由をお聞かせください。そして、今年問題になっているワクチン不足や、インフルエンザワクチンで気になっている事、有効性などの質問等、お聞かせください。 では、1週間、よろしくお願いいたします。★田村議長の過去の円卓会議より・RSウイルス、知っていますか?・アニサキスやサルモネラ菌など、食中毒の予防。実践していますか?・ノロウイルス感染症に備えていますか?
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