人口減少社会、若い世代が減っているのは毎年の出生数を見ているとわかります。大雑把な言い方ですが、私自身が属する団塊の世代は、1学年でざっと270万人弱いました。当時は学校側が対応できず、55人学級とかがざらにありました。2016年に誕生した子どもの数はとうとう100万人を切りました。この間、多少の凸凹はありますが、基本的傾向は右肩下がりです(詳しくお知りになりたい方は、国立社会保障・人口問題研究所のサイトをご覧ください)。
二つの問題があります。ひとつは若年労働者の減少です。これはle petit princeさんやDiamondBarさんが指摘しておられることです。最近、日本語学校が増えているそうです。それも学校法人が設立しているものより、異業種からの参入が多いと言います。建設業界や介護業界などです。ここには、日本語教室で留学生を受け入れ、その留学生を週28時間という制限のなかで働かせようという目論見があるものと思われます。