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会議番号:3502 開催期間 2018年07月06日- 07月13日
unagiさんが言われるように、きっと「在日米軍の引き揚げ」と言い出したとしてもブラフに過ぎないのでしょうね。しかしこの分野(東アジアの安全保障)という意味では、日本や韓国に対してより大きな負担をするよう求めてきたし、これからも折に触れて出てくるでしょう。「思いやり予算」などというレベルではないかもしれません。 こんな考え方もできます。もしアメリカが在日米軍にカネを出せと要求してきたら、それは拒否して自衛隊の強化に予算を充てるという考え方です。アメリカに守ってもらう範囲を小さくして、自分たちで守るという考え方です。もはや現在の日本で、防衛予算の拡充が「軍国主義の復活」というように考える方はそう多くないでしょう。日本が遠からず迫られる選択かもしれないので、少しリアリティをもって考えておきたいものだと思います。 トランプ政権の2期目はないのだから、貿易交渉にせよ何にせよ時間稼ぎをするのがよいと考える方もおられます。2020年にはトランプ大統領は74歳、もはやもう1期は務まらないかもしれません。それに公約の成果が上がらず、実績をアピールするのもむずかしいでしょう。またロシア疑惑がいよいよ大詰めを迎えるかもしれません。ただトランプ旋風をやり過ごしたところで、一度火が点いた「アメリカファースト」はトランプと共に退場ということにはならない可能性もあります。 それはヨーロッパなどでも自国ファーストという流れが生まれ、大きな理念(たとえば民主主義、人権、平等、統一欧州などなど)で国が動かなくなっているからです。経済がよくなれば、人々には理想を語る余裕が生まれますが、経済が悪くなれば理想どころではなくなります。移民排斥はその典型です。 そういう意味では、日本がこれからどういう立場をとって、どういうことを世界に語りかけていくのかが、問われることになるかもしれません。日本が手を携える相手は、ドイツのメルケル首相やフランスのマクロン大統領だと考えます。皆さんはそこをどうお考えになるでしょうか。1週間、ありがとうございました。★藤田議長の過去の円卓会議より・海外メディアのニュース、ウォッチしていますか?・株価上昇。日本経済は良い方向に動いていますか?・経済記事、読んでますか?
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