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会議番号:3505 開催期間 2018年07月20日- 07月27日
「2030年前後の世界で、高齢者が自動運転を呼び出す方法」について様々なご意見をいただき、ありがとうございます。 「「自動運転車を呼んで!」と、音声認証の仕組み」(真打ちさん) 「音声アシスタント」(Jerrybさん) とても具体的な意見です。最近ではAmazonのAlexaや、Google Homeで使うGoogle アシスタントなどの音声アシスタントも身近です。将来、話しかけるだけで自動運転車に迎えにきてもらう仕組みもできそうです。 また、現代の高齢者の方々が使い慣れている手法を利用するアイデアもありました。 「呼び出し方法は郵便の再配達のように電話で乗りたい日時を入れてもらう」(DiamondBarさん) 「テレビによるビデオチャット」(nekosaurusさん) 「専用ボタンの設置」(unagiさん)電話やテレビ、アナログのボタンを利用することで呼ぶことができても安心感があるかもしれません。Jerrybさんも言及しているAmazonダッシュボタンのようなものを自動運転車のメーカーが作ることも考えられます。 課題として、 「認知機能の低下したお年寄りは自動運転の車に自分で乗ることは難しい」(にしひがしさん) 「認知機能が下がったお年寄りの場合は一人での利用は危険」(unagiさん) というご意見も届いています。たしかに要介護・要支援の方々は自ら自動運転車を使うことは難しいかもしれません。対象は介護や支援を必要としない方となる可能性は高いと思われます。AIがどれだけ発展しようとも、人と人の助け合いはいつまでも大切になると思います。 皆様とのディスカッションによって、新たなモビリティの課題を認識し、解決するアイデアも沢山知ることができました。 政府目標としては2020年をまでに高速道路での条件付自動運転(レベル3/条件付運転自動化)、限定地域での無人自動運転移動サービス(レベル4/高度運転自動化)を目指していますが、完全自動運転であるレベル5を実際に日常利用するためには、制度整備や交通ルールのあり方など、検討したい論点が沢山あります。 ただ国土交通省の資料には「自動運転が目指すもの」という項目で、大きくわけると「交通事故の削減」、「渋滞の緩和」、「少子高齢化による労働人口の減少に対する生産性向上」、「高齢者等の移動支援」とあります。社会の大きな課題解決になるため、弊社でもできることをしていければと考えています。 今回は「地方に住む高齢者のモビリティ課題を解決する自動運転」という方向に話を進めましたが、皆さまそれぞれで是非交通事故や交通渋滞の課題についても、解決する方法を考えていただけると嬉しいです。 akippaは今後も「人と人が会う手助け」をしていければと考えております。 1週間、ありがとうございました。★金谷議長の過去の円卓会議・駐車場探しで困ったこと、ありますか?★金谷議長が登壇した第21回 国際女性ビジネス会議「新しい経済。シェアリングエコノミー」もお読みください!
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