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会議番号:3520 開催期間 2018年11月09日- 11月16日
シリアで反政府武装勢力に3年余、拘束されていた安田純平さんが解放されました。生きて還れたのは本当によかった。しかし様々な議論が沸き立っています。 安田さんはフリージャーナリストとして、紛争地に足を踏み入れ、生々しい現実を自分の眼で確かめ、記事や映像で伝えるという仕事をしてきました。 大学を卒業して地方新聞に入り6年間、新聞記者でした。イラク戦争をバグダッドで取材したものの、社が撤退の方針を打ち出し、休暇を取って取材することも許されない。戦争報道を続けるためには会社を辞めてフリーになるしかなかった、という経歴の持ち主です。 現場第一、紛争地で何が起きているかを追い続ける。人々にどんな暮らしがあり、子どもたちはどうなっているのか。平和な日本に戦争の臭いを届けてきました。 仕事は妨害や拘束、命の危険と隣りあわせです。これまで軍や警察、武装勢力などに5回、拘束されています。紛争地域では十分気を付けていても命を落とすことも珍しいことではない。それほど恐ろしい現実があるから伝える意味がある、というのが戦場ジャーナリストの思いです。 一方で「危険地域は立ち入り禁止」というのが政府の方針です。海外に出た国民が、安全に旅行や仕事をするなら「危険に近づかない」を徹底させることが政府の仕事です。シリアには「入ってはいけない、命の保証は出来ません。中にいる人は出てください」と外務省は呼びかけています。 政府が入ってはダメ、と言っている地域に覚悟をもって入った個人まで政府は助けなければいけないのか。「自己責任」という言葉が噴出しています。あなたはどう思いますか? 危険は覚悟で紛争地に入った記者を政府は救う必要があるでしょうか? 「救うのは政府の仕事」と思う人はYES、「救う必要はない」と思う人はNOに投票してください。そして、なぜそう思うのか、あなたの意見をしっかり投稿してください。★山田議長の過去の円卓会議より・沖縄知事選、注目していますか?・米朝会談。期待すること、ありますか?・「首相夫人」の証人喚問、必要だと思いますか?
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