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会議番号:3520 開催期間 2018年11月09日- 11月16日
議論の中で焦点は見えてきました。YES・N0を超えて、多くの人は政府に「救出の努力」を求めています。それが2対1に分かれたのは「身代金」ではないでしょうか。NOと答えた人は「政府が身代金を払ってまで」というところで、「政府の関与」に線を引いているように思います。 残念ながら「身代金」は本当のことが分かりません。多くの人は「きっと払われたのだろう」と感じているでしょう。武装組織は資金稼ぎの「身代金ビジネス」をしているといわれます。人質だった安田さんが救出されたなら、裏でカネが動いた、と推測されます。しかし政府は否定し、「3億円」という情報も確たる根拠がある数字ではありません。円卓会議も「推測」を前提に議論になっています。諸外国はどうか。「交渉」を否定する米国などでも、政権によっては裏で折衝していることも報じられています。日本も「テロリストと交渉せず」と言いながら、官房長官が「カタール、トルコの政府に感謝」と述べたのは、外国に依頼して交渉していたと思われます。 「仏伊などはテロと交渉し身代金も支払います。だからといって仏伊の国民の方が人質が多いという事実はない」とtulipさんが言う通りです。「交渉しない」という国もさまざまなルートを使い、裏で動くとも言われます。違いは、積極的か、消極的か、という姿勢の問題でしょう。首相や大統領といった政治指導者の考え方が大きい、と言われますが私はそれだけではない、と思います。 国民がどう見ているか。「早く救出して」と願う声が大きいか、「自己責任だ」とか「無関心」が多いか、で政府の対応は変わって来ると思います。 安田さんも「自己責任」や「計画の甘さ」は認めました。yuk-hatさんも書かれていますが「自己責任の行動と行政がどう対応するかは別」「本人がどういう人かによって行政の対応が変わるとなると、民主主義国家として非常に重大な問題」という安田さんの主張は大事な論点だと思います。 さて事実としてはっきりしているのは、安田さんは捕まったことが分かってから3年余り経って「救出」された、ということです。「政府の救出活動」をあなたはどう評価しますか。よかったのか、ダメなのか。なぜ、そう思うのか? 『危険覚悟の記者を政府は救う必要あると思いますか?』という問いかけと併せて、あなたの考えを投稿してください。 ★山田議長の過去の円卓会議より・沖縄知事選、注目していますか?・米朝会談。期待すること、ありますか?・「首相夫人」の証人喚問、必要だと思いますか?
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