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会議番号:3527 開催期間 2019年01月18日- 01月25日
EUから英国が飛び出そうとしています。現状では国として自主性をつらぬけない、という不満があるようです。しかし「別れ話」には混乱がつきもので、他人事ながら心配です。あなたはどう思いますか。 英国は、やはりEUから抜けて自由になったほうがいいか。多少は我慢しても欧州諸国の一員としての道を選ぶか。英国人になったつもりで考えてみましょう。英国はEUから「抜けた方がいい」と思う人はYES。「留まった方がいい」ならNOと答えてください。 ヨーロッパがひとつになれば経済は活気付き、政治でも大国に引けを取らない存在になる。なによりも欧州を舞台とする戦争がなくなるだろう。そんな思いからEUは生まれた。 ただ島国の英国は、ドイツ・フランス主導の統合に冷ややかでした。むしろ大西洋を挟んだ米国との関係を重視したのです。とはいえEU統合が拡がるにつれ、市場としての欧州経済圏を無視できなくなった。乗り遅れると国益を損なう。英国は欧州の一員としての道を選びました。 それが今や大混乱です。3年前、国民投票で「EU離脱」が僅差ながら決まりました。東欧など貧しい地域からの移民が英国民の雇用を脅かす、EUに留まる限りブリュッセルの官僚に支配され、英国のことを英国で決められないー。そんな不満が爆発しました。 その一方でEUに加盟しているからこそ得られる自由があります。EU域内ならどこに行ってもその国の人と同じことができる。離脱すれば域内活動の自由はなくなります。 混乱なく縁を切るため、サリー・メイ首相はEUと「離脱のルール」を定めた協定を結びました。ところが英国議会は、大差でこの協定案を否決したのです。 「こんなものでは自主性回復にならない」という離脱強硬派、「離脱したら大変なことになる」という離脱慎重派が、そろって反対したからです。 議会と政府の話がつかないまま3月29日を迎えれば「合意無き離脱」となってしまう。国境を超えるヒト・モノ・カネが大混乱する恐れが出て来ました。 それでも英国はEUと縁を切ったほうがいいか。離脱で得るものと失うものをどう考えたらいいのでしょうか。 英国民は問われています。国家とは、国境とは何だろう。そして国民とは。EUという連合は、その問いの中から生まれた「国を超えた地域創り」でした。日本も英国と同じように島国です。あなたが英国に住んでいたら、どう考えるでしょうか? 英国のEU離脱、あなたは賛成ですか?YES/NOと併せて、「国を超える地域創り」や「国境」について、あなたが思うことを投稿してください。★山田議長の過去の円卓会議より・危険覚悟の記者を政府は救う必要あると思いますか?・沖縄知事選、注目していますか?・米朝会談。期待すること、ありますか?
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