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会議番号:3559 開催期間 2019年08月30日- 09月06日
横浜市の林文子市長がカジノを含む統合型リゾート(IR)を誘致すると発表しました。これまで「白紙」としてきた市長が突然、誘致を決めたことで、怒っている市民も多いようですね。これまでIR誘致に積極的だったのは、大阪、和歌山、長崎、北海道などの自治体でしたが、首都圏では横浜が初めて名乗りをあげたことで、東京都や千葉市なども対応を迫られることと思います。法律(特定複合観光施設区域整備法)では、全国で3か所となっているので、黙っていればIRバスに乗り遅れてしまいます。 IR誘致のメリットは、その経済効果です。横浜市の試算では、年間の訪問者は、外国人観光客を含め2000万~4000万人、IR区域内での消費額は4500億~7400億円、間接的な効果を含めると、6300億~1兆円になるとしています。また、自治体の財政への貢献も大きく、横浜市はカジノからの納付金や入場料、さらには法人市民税などあわせて800億~1200億円の増収を見込んでいます。 デメリットは、ギャンブル依存症の住民がふえることや、カジノの負のイメージがその地域に付随してしまうことで、YOKOHAMAというブランド価値が減ると考える人たちもいるでしょう。また、経済効果が大きいといっても、外国のカジノ資本が大きな利益を持っていくこともありえます。 ということで、いよいよ首都圏に登場する可能性も出てきたIRについて、あらためて考えてみたいと思います。横浜は身近なところという人も多いと思いましたので、タイトルは「横浜IR。カジノに行きますか?」としましたが、日本のカジノに行ってみたいですか、といった意味での議論ができればと期待しています。★高成田議長の過去の円卓会議より・日米同盟、安泰ですか?・子どもの時の被災体験、ありますか?・北方領土問題、解決策ありますか?
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