イー・ウーマン（ewoman）

今日から実践（おがわ・東京都・56）

手を開いて手のひらを上向きにすると緊張がほぐれる、通勤電車で身体の軸を整え、その動作に意識を向けることによりパーソナルスペースに他人が入ってきても気にならなくなるなど、まさに今自分が抱えている悩みへの対処法のように思います。忘れないようにして早速取り入れてみようと思います。

ゆるりと（simasima・福岡県・51）

さぁヨガをしようというのではなく、昔ヨガを習ったことがあったのでなんとなく今も仕事をしながら、寝る前や料理中などにポーズをいくつか行います。普段の動きの一部になっているかも…。おしゃれなヨガではないですが、自分に合ったポーズをすることでリラックスできます。

満員電車で体幹を鍛える（あきんぼ・東京都・52）

満員電車で体幹を鍛えることは、日常的にやってます。常々(ヨガ担当ではない)インストラクターに「おなかに力が入ってない」と怒られているので、常に体幹を意識しています。駅で電車を待つときなどふと思い出してドローイングをしますが、深い呼吸をするので、ヨガみたいだなと思ったりします。ダウンドックは、普段のストレッチとして取り入れてます。

呼吸で気持ちを整える（ki-yo・福岡県・51）

ピラティスから始めて今はヨガのプライベートレッスンを受けています。どちらも呼吸を大切にしますが、ヨガの方がより内面にフォーカスをあてているように思います。トータル10年ぐらいやっているのですが、仕事でつらいとき、緊張したときなどに、自然と呼吸をコントロールし、体を緩めているように思います。正しい呼吸をすると体の表面が緩む、という感覚は、自分がいかに無駄な力を入れいたのか（精神面も含め）に気付かせてくれます。

呼吸が変わりました（DiamondBar・東京都・50）

私の言っていた教室は外国ということもあって先生の国籍も様々で男性の先生もいました。そこで学んだのは呼吸法。ヨガは呼吸がすべてという先生もいました。ヨガを始めるまでは私は口呼吸だったのですが、呼吸法を学び、鼻で深い呼吸をすることができるようになりました。体の力が抜きやすくなるだけでなく、風邪をひきにくくなったなど多くの効果を感じています。

豊かに暮らす手段（真打ち・栃木県・50）

普段から、自分の内なる声に従う事がよくあったが、これが内観になっていたとは、新鮮な学びを得た思いだ。今回、しばらくしていなかったポーズをとろうとしたら、届いたはずの手が届かなかった。自分と向き合い、思考を整理しながら暮らすことは、豊かな暮らしそのものだと改めて感じる。

ヨガ呼吸こそ生活面でも有効利用（エルザ・福岡県・77）

30代からスポーツクラブ通いはかなり熱心でプールやマシーン、エアロビクス、アクアビクスやヨガも。別にヨガ専門教室へ通い、様々な先生とのご縁も。生活の中でヨガ呼吸は私の必要不可欠な味方。人間ドックの胃カメラ等はヨガ呼吸の要領で楽々！本職の英語でも深い呼吸で楽々話せる為、長丁場の英語や仏語向き。マシーンも呼吸法こそ大切で効果も異なる、サウナの汗とは真反対の内臓筋からの汗が出る。幼少よりバレーのお陰で身体は柔軟が特技だったかも。

「思い込み」からの解放（ナカサワ・東京都・50）

ヨガクラスの導入時、床に横たわる”死者のポーズ”の時に、声をかけてもらっていたのが「体中の力を抜いて、今ある状態を受け止めましょう。あなたが感じているつらさ、怒りという、思い込みから離れましょう」という言葉でした。最近、人間関係のつらさで悩んでいたのですが、私の思い込みが大半の理由だったかも…と、今ヨガの話題で思い出すことができました。

シンプルで効果的に整う（Michael・新潟県・51）

現在80代の男性の先生に呼吸と瞑想を中心にヨガを教わり、10年程になります。自分の生活の変化に合わせ、その時その時のペースで細々と続いています。振り返れば色々変化に富んだ10年でしたが、心身共に大崩れせず何とか乗り切れたのはヨガのお陰だと思います。先生に恵まれたことも含めヨガの奥深さは語り尽くせませんが、インスタント(単純で効果大)に心身が整うことは間違いありません。

今回も沢山のご意見を頂き、ありがとうございます。
 
議長をさせていただき、皆さんの反応に驚きと喜びの一週間でした。
 
現在、スタジオやスポーツジムや各イベントなどが行われ、ヨガ人口は確実に増えています。しかし、まだ認識が浅く、運動の一環と捉えられている人が多いのでは？と想定していました。
インストラクター仲間とも、「ヨガの良さを伝えるのは草の根運動。まずは、身体的効果だけでも伝わればいいから、少しずつ深めていこう」と話していました。
 
しかし、ki-yoさん、DiamondBarさん、エルザさんのようにヨガを行い呼吸が変わったことに気付き、呼吸をコントロールする事で生活に生かしている方。
ナカサワさんのように、思い込みから解放された方。
simasimaさんのように、ヨガが生活の動きの一部になっている方。
皆さんが、教室の中だけ・マットの上だけでヨガを終わらせるのではなく、生活にも取り入れているという事が分かり、ちゃんと伝わっていたんだと感動しています。
 
私自身、ヨガを始めた頃はポーズの名前を覚えてヨガマットの上で行うものと考えていたのですが、教わっている先生がワイシャツで下だけヨガパンツに履き替え、畳の上でヨガの智慧を教えてくれる姿を見て、外見はどうでもいいんだ、日常生活に取り入れるものなのだと気付かされました。
 
さらに、内観や瞑想の先の事を既にやっている方もいました。
真打ちさんから「普段から、自分の内なる声に従う事がよくあったが」と意見を頂きました。
凄いです。インストラクターでもそこまで行き着くのはなかなか大変です。
これからも、内なる声を大切にして下さい。
 
ヨガをやっているからと言って、私も完璧・完全ではありません。精神的に落ち込む事もありますし、身体面でも不調はあります。「身体に不調が全くない日がなく、いつからそうなってしまったのかな〜」と思い、「体は消耗品だから仕方がない」というところに着地点を置いていました。
 
しかし、最近、不調は体からの問いかけなのではないかと思うのです。
私はヘルニアがあるため、痛みが出る時があります。ですが、全く痛みを感じない時もあります。
「身体に傷みがあるから、それが痛む原因だけれど、何故痛む時と痛まない時があるのか？探してみて！」と身体が言ってきているのではないかと思います。
様子を見てみると、痛みが出る時は、疲れが溜まっていたり、精神的なストレスがある時に出ています。楽しい事がある時、心に余裕がある時には、痛みを感じていないように思います。
 
この一連の行為は、ヨガの内観にも繋がります。
 
より分かりやすい例は花粉症です。私は花粉症もあるのですが、毎年花粉の飛散量に怯えながら春を過ごします。都会は土が少ないから花粉が舞うし、空気が汚れているから花粉症が酷くなると聞けば、なるべく都内にいるのはやめようとします。しかし、結果振り返ると、花粉の量やその他の要因が原因ではなく、ストレスや自分の体調によって症状が軽かったり重かったりしているように思います。
 
私のヨガの先生は、身体をテキストにする事を教えてくれました。身体の反応＝身体が訴えてきている事を見つめる事が内観であり瞑想に繋がり、それによって気付きがあり、成長していけるのだと思います。
 
今回、沢山の意見を聞かせて頂き、とても学びになりました。
そして、皆さんがヨガを理解しながら楽しんでいる事も分かり、喜びを感じます。
 
ヨガを既に行なっている方も、まだヨガを行なった事がない方にも、ヨガの面白さ・素晴らしさが少しでも伝わっていれば嬉しいです！
そして、皆さんにヨガを通してもっと人生を楽に面白く感じて頂きたいです。
 
一週間を通して沢山のご意見を頂いたことに、心より感謝致します。ありがとうございました。


★関連する過去の円卓会議より

• 2019.11.01
• 財部 愛 ヨガインストラクター