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会議番号:3570 開催期間 2019年11月08日- 11月15日
YESと答えた方は、家庭環境や教育環境などで、クリスマスがもっている宗教的雰囲気を感じ取ったようですね。 (ユリイカ)さん、(abbyi)さん、(shachik)さんの投稿からそのように感じられます。 (osuku)さんは南インド滞在時のキリスト教徒の家のクリスマスというちょっと珍しい体験があって、クリスマスの厳かな雰囲気が印象に残っているとのことです。 NOと答えた方は、クリスマスに付属する行事等に心が行くようです。 (もろりん)さんは、もっぱらお子さんへのプレゼントに関心が向き、(Piwo)さんは、「家族で過ごす日」というイメージが強いということです。 (Jerryb)さんはケーキとプレゼントを連想ということで、これは多くの日本人が共感するかもしれません。 さらに(真打ち)さんは、年末商戦の一部のように感じるとのことです。 20年前の1999年に日韓の研究者が協力して、大がかりな学生宗教意識調査をやりました。その中に「あなたはクリスマスというと、次のうち何をイメージしますか」という設問がありました。 回答の選択肢には「イエス・キリスト」、「教会」、「サンタクロース」、「クリスマスカード」、「クリスマス・ツリー」、「プレゼント」、「ケーキ」、「パーティー」の8つを用意し、複数回答可としました。 日本の学生の場合、一番多かったのは「サンタクロース」で68.3%、次いで「クリスマス・ツリー」が64.8%、「プレゼント」が48.3%でした。一方で「イエス・キリスト」は29.5%、「教会」は19.1%でした。韓国の学生の場合、一番多かったのは「クリスマスカード」で62.4%、次いで「サンタクロース」が56.9%、「クリスマス・ツリー」が54.7%でした。ところが「イエス・キリスト」41.2%、「教会」31.4%で、日本より宗教性をやや強く感じているのが分かりました。キリスト教徒が1%程度の日本と、3割近い韓国との違いがあらわれているのでしょう。 キリスト教が占める割合によってクリスマスが持つ宗教性も変わってくるのは当然ですが、現在はグローバル化が進んでいます。今後、本来のクリスマスにあった宗教性というのは、どうなっていくと考えますか。日本、またはいま住んでいる国で、身近にいる人たちの様子や社会の様子から想像してみてください。★井上議長の過去の円卓会議より・訪日外国人への宗教の配慮、考えていますか?・お寺や神社で「御朱印」をもらったことがありますか?・宗教文化についての教養、深めたいですか?
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