イー・ウーマン（ewoman）

まずは知ることでしょうか（YOHEI・東京都・35）

国内外の困っている方々について、まずは知ることが大事ではないかと思います。いきなり何か具体的にしてあげられることは少ないかもしれませんが、まずは調べたりして、適宜友人にシェアしたりしていきたいと思います。

演奏家を支える（ひるね・東京都・52）

海外の支援については、現地で動いてくださる方に感謝しつつ、今は募金しか思い浮かびません…。ジェンのマンスリーサポーターになっていますが、コロナが広がってから追加で募金しています。日銭を稼ぐことで生計を立てている人として、身近なところではミュージシャンやライブハウス、通っている音楽教室の講師などがいます。ささやかではありますがライブハウスのグッズやCDを購入。知人の店や地元を中心に、無理のない範囲の応援消費を続けています。

判断と調整（真打ち・栃木県・50）

日銭を稼いで暮らす人々へは、迅速な金銭的支援が必要と考える。事態の長期化は日常を脅かし、人々から「人間らしさ」を奪う。支給対象や所得条件が定まらぬ間にも、日々の消費は進む。議論の難航時には例えば一旦、一律支給にし、納税の段階で調整出来ないものか。低所得者には税金の減免措置という形で返還無し。高所得者が受給した場合は、所得税の増額などという形で結果的に返還される仕組みだ。適性を重視する余り、判断や実践の遅れが気になる。

自分ができることは（シンゴパパ・静岡県・53）

困難な状況にある方への励ます方法は、実際思いつきません。ただ、困難な状況にある方と、自分は基本変わらない。マザーテレサのように「無くても施す」ことはできなくても、「ある分はシェアできる」し、「あなたのために祈る」ことはできます。自分が可能な範囲でできることは、あなたのためにも役立ててほしいです。皆で生きていきましょう。どの種族も同じですが、続けることがホモサピエンスの目的ですから。

隠れていた社会問題（パフィンドーナッツ・埼玉県・51）

非正規雇用の方々を思うと心が痛みます。時給、日給で働かれている方々は仕事が出来ない＝収入がない。また、ネット難民と呼ばれる方々も休業により寝泊りする場所がなくなります。以前から問題であった事が顕著化しています。この事態をきっかけに根本的な対策が必要となると思います。しかし個人レベルで何が出来るのか？はどうしても思い付きません。是非教えて頂きたいです。

今回も、投稿をありがとうございました。投稿は送らないけれど、考えてくださった方にも感謝しています！
日々、自分の暮らしの中で難しさを感じている皆さんに海外のことを問いかけるのは、少しハードルが高いかな、と思ったのですが、とんでもない、よく考えて投稿していただき、本当にありがとうございました。
 
真打ちさんは、具体的な政策提言をありがとうございます。とにかく進めること、とても重要ですよね。既にマンスリーサポーターのひるねさん、追加の募金をありがとうございました。それだけでなく、身近なところにいる日銭で生計を立てている方々への支援を既にされているのですね。「応援消費」とてもわかり易い言葉なので、広めさせていただきます。
パフィンドーナツさんがおっしゃる様に、緊急事態は、元々あったものを増幅すると、常々感じてきました。絆が弱かった集まりは崩壊し、絆が強かったグループは結束がさらに強くなる、という様に。緊急事態だからこそ根本的な対策をするきっかけにするという発想に大いに賛同します。普段通りでなくなった状態で、人は大きな変化に対して抵抗感を持ちにくいので、変革が起こることを容認しやすくなると思います。これは、海外や厳しい状況にある方々に限ったことではないですよね。今回、多くの事業所があっという間にテレワークを導入した様に、この厳しい状況をきっかけに、私たちの周りで変えたかったことを変える機会にすることもできると思っています。
海外に関しては、YOHEIさんがおっしゃり通り、先ずは知ることから始まりますよね。知ることで、現地と日本の違いにも気づくかもしれませんが、共通点が見つかって驚くことも多いかと思います。そして、シンゴパパさんがおっしゃる、困難な状況にある方と自分は基本変わらない、という言葉が胸に響きました。そのように思っている方がいる、ということがまた、誰かを励ましますね。知っていただく第一歩として、JENの活動を見ていただくのも良いかな、と思いました。新型コロナウイルス対策緊急支援を、先ずはパキスタンで始めています。
 
厳しい状況にある方がいる、その方の状況を知る、思いを寄せる、心と体を動かす、そんな風に自分が動くことで、周りの多くの方が動いていくと思います。それが、誰かを支え、励まし、さらなる行動へと動いていくと確信しています。
 
自分に余裕がない時は、誰かを責めたり、怒ったり、悲しんだり、やる気をなくしたりしてしまうことがあるかもしれません。それが、分断や疑心暗鬼を生むことにつながることもあります。皮肉にも新型コロナウイルスは、国境も民族も宗教も思想信条も経済も関係なく、全ての人類にとって脅威である、つまり世界が一つであることを示すことになりました。
 
余裕がない時に生まれた否定的な気持ちをまずは受け止めて、その上で、誰かを励ますことができれば、励ましが返ってくることは、今回コメントを下さった多くの方が経験されていることでもありました。何より、この問いかけをした私自身が、皆さんのコメントで、これほど励まされるとは予想していなかったので、嬉しい誤算でした。皆さんの励ます力が分断を乗り越え、人々を結び付け、地球を救うと確信できた一週間でした。本当にありがとうございました！

★木山議長の過去の円卓会議より

・あなたの地域のレジリエンスは高いですか？
・日本で「難民の就労」を増やす、いい案ありますか？ 
・国際支援、してますか？ 

• 2020.04.17
• 木山啓子 特定非営利活動法人ジェン（JEN）理事・事務局長