働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3615 開催期間 2020年10月23日- 03月07日
日本では、結婚すると名字(苗字)を選ばなくてはならないのですが、その際、男性の姓を選ぶ夫婦が約96%と言われています。名字を変更し、その後不便を感じたことはありませんか? 今週は、河野太郎大臣に提出する資料として、この「働く人の円卓会議」を活用しようと思います。 「選択的夫婦別姓」が議論になって、何年が経つでしょう。結婚した時に、姓を一つにしてもいいし、変えなくてもいい。それぞれの夫婦が「選択」できるようにしよう、という案ですが、その法律がなかなか誕生しません。全員を別姓にということではなく、選べるようにすることなのに強い抵抗があり、「姓が違うと家族の絆が薄れる」「姓が違うと離婚率が高まる」という根拠ない主張も聞こえてきます。だからこそ今週は、感情や主義を議論するのではなく、姓が変わると何が「不便」なのか。また、どのような時間やコストがかかるのか、の事例を集めていきたいと考えています。 イー・ウーマンでは、この「働く人の円卓会議」のほかに、「イー・ウーマン調査」というものがあります。ピア登録をしている方々に毎週金曜日11:00amに送られる私の直筆メールマガジンにて調査参加を依頼しており、その調査結果やブレスト会議などにより政策提言や商品やサービスが生まれていました。キッコーマンの「うちのごはん」の大ヒットにつながった情報デザイン、味の素の「トスサラ」の開発、航空会社のサービス改善、自動車のデザイン、マンションの内装提案など数々のプロジェクトに「ダイバーシティ 視点」を提供しています。体で働く抗酸化酵素が圧倒的に高い奇跡のサプリ「メロンリペア」の誕生も、イー・ウーマン調査からです。 そんな「イー・ウーマン調査」の2015年実施の一つに「名字が変わると不便なこと」がありました。旧姓を選んでいる人の6割以上が不便があると回答していますが、5年後の今、皆さんがどんな体験をしているのか今週は具体的に伺いたいと思います。この「働く人の円卓会議」に加え、イー・ウーマンピアの人に配信するメールマガジンにてさらに詳細を調査する「イー・ウーマン調査」も開始したいと思います。そして河野大臣に直接ご報告し、改革の材料に使っていただきたいと思います。 名字が変わると不便なこと、ありますか? 会社の人事関連で、法的な登録関連で、経営で、アカデミアで、具体的な不便を教えてください。もちろん、不便がないという回答もお寄せください。たくさんのI statementでの投稿を、事例を、お待ちしています。
★佐々木議長の過去の円卓会議より
・ダイバーシティインデックス、興味ありますか?
・勉強、続けていますか?
・時間管理、できていますか?
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