働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3627 開催期間 2021年02月05日- 02月12日
政治を遠ざけている「障害」が見えてきました。投稿には、壁を乗り越えるいろいろなアイディアや留意点が盛られていて、心強く思いました。やはり身近な「住民自治」に参加の糸口があるようです。 「少なくとも供託金不要に」(本の虫さん)には大賛成です。高額の供託金は、政治への挑戦を「狭き門」にしています。特に若い人にとって。数百万円を捨てる覚悟がないと選挙に出られない。そんな余裕がある若者は一握りです。既に政治家になった人は「新規参入」を抑えたいかもしれませんが、高額供託金を放置しているのは怠慢です。 「半政半業」(ニライカナイさん)もいいですね。本業をつづけながら議員活動もする。工夫さえすればできることでしょう。地域の実情に合わせ、やり方は住民が考える、「土日の議会開催、企業による兼業の容認。長期休暇の導入など」(DiamondBarさん)は真剣に考えていい課題です。 地方議会は住民が我が街の共同経営に参加する場です。でも現実はどうでしょう。行政の利害関係者と結びつている議員や首長はいませんか。無関心でボーとしていると行政を歪められる恐れがあります。選挙区の人口構成に合わせ、「年代比率、男女比率に近づけることを義務化する(クオータ制)」(シンゴパパ)も一つの考えでしょう。 どれも荒唐無稽の話ではありません。地方自治は「民主主義の学校」です。どうすれば自分たちの自治体がもっといいものになるのか。とはいえ「そんなことを話し合う場は一体どこにあるのか」と思われるかもしれません。目を凝らしてあなたの街を見まわしてください。黙々と「多くの人のため」に社会活動をしている人たちがいます。 「子ども食堂」が話題になっていますよね。誰がご飯を作っているのでしょう、食材はだれが、場所はどなたが。誰かのために自分の時間と能力を割いているひとは少なくありません。 私の街には、選挙のたびに候補者の「公開討論会」を主催する人たちがいて、私も司会などでお手伝いする機会がありました。「住民運動」は政治参加の第一歩かもしれません。2日目の議論でおがわさんは「PTAなど地域の団体の中心メンバーとなっている方が地元の選挙に出て当選するのを見ている」と指摘されています。 菅首相も「公助・共助・自助」と言います。「共助」の活動は行政・政治との接点が沢山あります。あなたの身近にも「地域活動」に取り組んでいる人たちがいると思います。もしかしてあなたもやっているのではないでしょうか。たぐっていくと政治が見える。そんな「地域活動」や「担い手」についてあなたの意見・感想を紹介してください。 「普通に人が政治家になるには障害が多い、と思いますか」にYES/NOで投票をお願いします。合わせて、あなたが出会った地域の活動を投稿してください。
★山田議長の過去の円卓会議より
・学術会議への首相介入、納得できますか?
・香港の民主化運動、気にかけていますか?
・政治への無関心。蔓延していると思いますか?
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