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会議番号:3630 開催期間 2021年02月26日- 03月05日
この3月11日で東日本大震災から10年となります。大津波などによる犠牲者は18,000人を超え、東京電力福島第1原子力発電所では炉心溶融(メルトダウン)が起き大量の放射性物質が大気中に拡散されました。この未曽有の災害から私たちは何を学び、これからの大災害への教訓としてきたでしょうか。 10年前の震災で、電気、ガス、上下水道といった生活の基本インフラが使えなくなったという経験をされた人は多いと思います。そのときの不自由さに懲りて、さまざまな防災グッズを買いそろえた人もいると思いますが、いま、ちゃんと使える状態で手元にありますか。家族との連絡方法、避難場所の確認などの含め、アップデートが必要な時期だと思います。 政府や自治体はどうでしょうか。首都直下型では11,000人、東南海・南海では12,000~18,000人などの「人的被害」(死者)を政府は想定し、その防災対策を進めているはずですが、その結果はどうなったのでしょうか。途中経過でもいいですが、死者の想定が半減したといった話は聞こえてきません。防災対策が遅れているのか、なんともならないのか、はっきりしませんね。 震災で57基すべてがストップした原発は、耐震、対テロなどの基準がさらに厳密となり、補強工事などによって再稼働を認められたところもいくつか出てきました。しかし、地震列島のうえに住む日本人にとって、原発との共存共栄は本当に可能なのか、という根源的な問いに納得できる答えがないままに、再稼働や運転年数の延長などが進められているようにみえます。 これからの大地震に私たちは、そして日本は耐えられるか、「震災から10年、教訓を生かしていますか?」と題して、考えてみたいと思います。YESかNOの投票とともに、自分の体験などもまじえながら、ご意見をお寄せください。★高成田議長の過去の円卓会議より・アメリカは大丈夫、だと思いますか?・東日本大震災から4年。風化したのでしょうか?(2015年3月)・震災復興、進んでいると思いますか?(2011年8月)
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