働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3640 開催期間 2021年05月14日- 05月21日
皆様、たくさんのご意見ありがとうございます。大変大事な、本質的なご意見が集まり感動しています。現在のところ、9:1で賛成多数です。やはり育休を女性は取れても、男性は取りにくい職場がたくさんあることがよくわかります。賛成のご意見の中にもたくさんの視点があったので一部を紹介しますね。 まずは会社風土の視点からの賛成意見。 かおるーんさんは、「男性育休で、職場でのマジョリティーである男性が家庭の事情で休むのは当然という文化に」という意見です。確かにかおるーんさんが仰る通り、職場のマジョリティである男性も子育てで休むとなると、初めて会社の風土が変わると思います。「子育てをする人の労働」という課題を「女性だけ」のものにしてきたこと自体が変わるきっかけになると思います。 Nissyさんも「休暇制度の対象となるパイが広がることから、上司や同僚にとってももはや他人事ではなくなり、一緒に取り組む課題となると思います。その結果として、出産・育児が、女性だけの問題から皆んなの問題となることにより、女性の不利な状況の改善に役立つのではないかと思います」というご意見でした。 しかしここに一つ問題があります。必ず出てくる「パパはゴロゴロ問題」ですね。 以前、子育てに参加しないパパを「死んだものと思わないと辛くて」という発言から「パパはゾンビ問題」というのを定義しました。ゾンビにならないための「男性育休」であり、子育てという大事業のスタートアップからしっかり関わってほしいわけです。しかし今度は「パパはゴロゴロ問題」が出てきます。 反対のご意見のまさんからは、「名ばかり育休で、家でゴロゴロしているだけの男性が少なくないと聞きます。義務化よりも内容が重要だと思います。」という声がありました。 賛成のJerrybさんからも「男性が休んでこれができる人ならよいのですが、そうでない場合、『赤ちゃんと一緒に夫の面倒までみなければならないのか』という悲鳴が聞こえる気がします。」と、同じような懸念が寄せられています。 そして「取得促進の義務化と同時に、両親学級に通いやすくするなど、生まれる前から男性を戦力に変えていく取り組みもお願いしたいです。」とのこと。 育休義務化を推進したい人たちも、「両親学級」の必須化、「会社で受講できる父親学級」などに補助を出すといった、様々な提案を一緒に出しています。「どうせ男性は役に立たない」という子育て中の人、終わった人からの声も多々あるのですが、これは未来を変えていくための取り組みです。「8割の男子学生が育休を取りたい」という声を無視してはいけないと思います。 最後にこれは個人への義務化ではなく「企業へ」の取得促進の義務化であることを、再度書いておきますね。しかしこれは「男性の産休」に相当するもので、女性は「産休期間」は義務になっています。そばでサポートするパートナーなのですから、「企業への義務」という強い打ち出しがあってもそれほど不思議ではないと私は思います。 では、会議3日目に向けて質問です。このような「パパはゴロゴロ問題」を解決するために、未来を変えていくために、どんなアイデアが考えられますか? 家族で、学校で、職場で、地域や国で取り組めること、取り組んでほしいことを考えていきたいと思います。「2022年からの男性育休義務化、賛成?」にイエス、ノーで投票し、ご意見をお寄せください。★白河議長の過去の円卓会議より・ハラスメントを禁じるための法整備、必要ですか?・セクハラをなくす良い方法、ありますか?・セクハラを会社に報告したこと、ありますか?
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