働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3649 開催期間 2021年07月16日- 07月23日
いろいろなご意見をいただきました。雑談が不安を解消する(Achikoさん)、不安を話せる人が居ること(ニライカナイさん)、友人に受け入れてもらえた(たけっちたけっちさん)、電話して人と話す機会を作るようにした(えこりんさん)、などにありますように、話をすること、聞いてもらうことは、重要なことです。 一方、話を聞くこと、相談されることが、気持ちの余裕がなくストレスに感じる人もいるかと思います。その場合はご自身も別の誰かに話を聞いてもらう機会を持ってください。相談されることを、心配して下さる方の存在そのものが励みになる(真打ちさん)と、発想を転換してもよいでしょう。 “2kishir0”さんから、カウンセラーや専門家の助けを借りるのも大事だという意見をいただきました。身近に話をできる人がいない時、仮にいても十分に聞いてもらえないと感じた時は、思い切って専門家に相談してください。気持ちが沈む、こだわりすぎるだけでなく、攻撃的になる、今までさほど問題のなかった家族や仲間との関係がうまくいかない時も相談してみましょう。対面相談がよいのですが、難しければ電話やオンラインの相談窓口もあります。代表的なものとして、厚生労働省の相談窓口をご紹介します。・就労についての相談・新型コロナウイルス感染に関連した、メンタルの相談 対面の場合は、直接医療機関などに問い合わせをして、「よさそうだ」と思ったところに相談に行っていただくのが良いでしょう。 コロナ感染対策のソーシャルディスタンスは、命を守るには必要なことは言うまでもありません。しかし同時に、心の健康を保てなくなる側面もあります。在宅勤務や余暇活動の制限、そして人と会うことの制限は、大きな環境の変化であり、かなりのストレスとなります。本来、うつ傾向、強迫的な考えのある人には、ギリギリの状態を超えてしまうことになりかねません。うつにしても強迫にしても、自分の認識を変えることが大切です。1人では努力してもうまくいきません。信頼できる人であれば近くにいてもらうだけでも違いますし、助言をもとめるのではなく、話を聴いてもらう・雑談することで、考えを整理することもできます。 心の病は時間差で出てくることもあります。家族や仲間のサポートに限らず、広く地域の人の相談活動に携わっている方もいらっしゃると思います。ふとした瞬間に、自分の限界を感じることもあるかもしれません。「一人ではない」、「自分も話を聞いてもらう権利がある」と立ち位置を変えて、仲間に対応してもらう互助、公的な機関を利用する公助、などの精神でお互いを支えあい、困難な局面をみんなで乗り越えていきましょう。 1週間、この働く人の円卓会議におつきあいいただき、ありがとうございました。
★古荘議長の過去の円卓会議より
・コロナで外出自粛延長!心の安定、保てていますか?
・自分は発達障害かも、と思ったことありますか?
・子どもの自殺、防ぐことができますか?
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