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会議番号:3657 開催期間 2021年09月24日- 10月01日
「10分近く全身に熱湯か 体を固定した疑いも 大阪の3歳虐待死」(毎日新聞20210923)、「『たっくんイヤ』膝の上から離れず、異変感じた母親知人ら…熱湯3歳児殺害」(読売新聞20210924)など、3歳の男の子の虐待死の報道が相次いでいます。小さな体でSOSを発していたにもかかわらず、そしていくつかの通告もあり、児童相談所も把握していたとのことですが命を助けることができませんでした。 厚生労働省が8月27日発表した2020年度の児童相談所虐待対応件数は、20万5029件で前年度より1万1249件(5.8%)増加。過去最高を更新しています。虐待で命を落とした子ども(心中含む)は78人でした。 虐待対応件数は、虐待をなくしたいという思いから通告が増えているため対応件数も増えているという見方もありますが、児童相談所や警察からは「決して減っているという印象はない」という話を聞きます。 今回の3歳の男の子のケースでは、コロナ禍において保育園が休園になっていたという報道もあります。母親が不在の間、3歳の桜利斗(おりと)ちゃんは、暴力をふるう男性と一緒に過ごさざるを得ない状況にあったと思われます。逃げ場もなく、どんなにか怖くて苦しくて悲しかったことでしょう。 児童虐待、過去最多20万件。防ぐ仕組み、いい案ありますか? 虐待によって子どもが命を落とすようなことがないよう、そこまでにならないうちに、私たちにできることはありますか。どのような仕組みが必要でしょう。そしてまだまだ通告のハードルを感じる方もいると思います。通告のハードルを下げるために、何か方法があるでしょうか。ご自身の体験や周囲の子育て家族に対して、気になることや思いなども、具体的にお聞かせいただけたらと思います。
★高祖議長の過去の円卓会議より
・ネグレクト最多。あなたができること、ありますか?
・「休校」。親子のストレス、減らす方法ありますか?
・虐待通告、ためらいますか?
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