働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3675 開催期間 2022年02月25日- 03月04日
皆さま、本日もたくさんの回答&投稿をお寄せくださいまして誠に有難うございます。 「NO」とお答えになられた方々からも、n.danさんの「(円卓)会議を読んで勉強しています」とか、真打ちさんの「この学びを機に、将来設計を見直したい」のように前向きなご意見を多数いただきました。blueberry53さんは、SRI(社会的責任投資)の問題点を指摘しておられ、確かに「見せかけだけで真の理念が感じられない事例」というのが少なからずあると、議長も大いに共感します。ただ、そうした企業の“正体”はいずれ投資家からも見透かされ、かえって評価を下げてしまうということがままあるのも事実です。当然のことながら、投資家は「そんなに甘くない」のです。 ほひこさんは「高校で金融教育が始まります。歴史、政治、経済とともに学ぶ必要のある大切な知識と思います」と指摘しておられましたね。確かに、人生の早い段階で資本市場というものの基本的な仕組みを一通り学んでおくことは極めて重要なことです。きちんと知識を身に着けたうえで、実際に投資に挑戦するか否かは個々に自由に選択すればいいでしょう。なかには、ゆうあんどみいこさんのように「過去に良い学習の機会を得たことで、今は慌てずに済んでいる」というような方もおられます。 また、DiamondBarさんのように「円安やインフレによって保有資産の実質価値が目減りすることに備えている」という方もおられ、それも立派な投資の目的の一つであると思われます。最近は資源・エネルギー価格の上昇が著しく、それらを輸入に頼る日本では貿易収支の赤字が定着しつつあります。その結果円安が進むと、さらに輸入物価が上昇して国内のインフレが加速しやすくなることも事実です。 もちろん、Tohkoさんのように「もっと『会社を応援する』という視点で取り組みたい」という考え方も大事ですね。おがわさんも「持株会への加入を通じて自社を応援する一方、他にも応援したい会社がある」とおっしゃっています。「株式市場は、事業を進めるに当たり資金が必要な人にお金が回るようにする良い仕組み」というご意見もblueberry53さんからいただきました。「応援」の結果、必要な人にお金が回り、それで社業が発展して、最終的に応援してくれた人にも成果が分配・還元される仕組みということです。 もちろん「そもそも応援する価値のある会社かどうか」という点も重要なファクターで、株式を公開している会社というのは、投資家の厳しい「監視」の目に晒されることで自らを律し、温かい「応援」によって成長して行くことが求められています。もちろん、より健全で高い成長性を有する企業が増えるほど、社会全体が繁栄し、ひいては多くの人々にも豊かさがもたらされるものだと思います。 早いもので、皆さまから貴重な投稿をしていただくのは今回が最後となります。あなたは、投資をしていますか? 引き続き、皆さまの体験や率直なご意見をどしどしお寄せいただきたいと思います。また、投資というものを考えるにあたり、新型コロナウイルス禍やウクライナ問題などで揺れる現在の状況をチャンスと見るか否かという点につきましても忌憚のないご意見を頂戴できればと思っております。本日もどうぞよろしくお願いいたします。★田嶋議長の過去の円卓会議より・SDGs経営やESG投資、興味ありますか?・自分に合った保険(保障・補償)、選んでいますか?・マイナス金利。あなたの生活に影響ありますか?
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