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会議番号:3719 開催期間 2023年05月26日- 06月02日
「デフォルト」という言葉、最近よく耳にします。債務不履行、つまり借金の利息支払いや、元金の返済ができなくなることをいいます。借りたカネを返せない、これは市場経済では「失格」の烙印を押されます。 米国政府が「デフォルトに陥る」と今、世界的な騒ぎになっています。あなたは気になりますか? 気になる人はYES、関心はないという人はNOに投票してください。 税金を集め、あるいは国債を発行し、必要な資金を集めて政策に使う。これが政府の役割です。ところがアメリカでは政府のおカネが底をつき、支払いができなくなると騒ぎになっています。コロナ対策やら景気対策でたくさん使ってしまい、新たな借金をしないと政府の資金繰りは行き詰まる。しかし「無制限な借金は許しません」という法律が米国にはあります。バイデン政権はすでに「借金の上限」に達してしまった。政府が支払いを続けるには「上限の引き上げ」に議会の同意が必要です。 大統領は議会に「放置すれば債務不履行(デフォルト)になる。お願いしたい」と頼んでいますが、米国は「ねじれ国会」です。下院は野党・共和党が僅差で多数。共和党のマッカーシー議長は「上限引き上げは放漫財政につながる」と反対しています。 このままでは国債金利の支払いができない。そうなれば米国債の信用に傷がつきます。格付け会社は米国債の「格付け(信用度)引き下げ」へと動き出しました。「Xデーは6月1日」と言われています。果たしてアメリカはどうなるのか? 「アメリカの『デフォルト』、気になりますか?」にYES・NOで投票するのと併せ、この先どうなりそうか、なんでこんなことが起きたのか、この「騒ぎ」からなにを感ずるか、などあなたが思うことを投稿してください。 今週は、いささか小難しい「金融・財政」の話です。アメリカの問題は他人事のように語られますが、日本はどうなのか、そのあたりも考えてみたい、と思います。★山田議長の過去の円卓会議より・2023年度国家予算。注目している点、ありますか?・あなたの賃金。この5年で上がりましたか?・経済制裁は、平和的手段だと思いますか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿には編集にて「私は」を入れさせていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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