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会議番号:3746 開催期間 2024年04月19日- 04月26日
こんにちは。初めて議長を務めさせていただく櫻井結華と申します。耳鼻咽喉科専門医です。よろしくお願いします。 毎年、新年を過ぎたころから耳鼻咽喉科の外来には鼻みず、くしゃみ、鼻づまり、眼のかゆみ、の症状をもつ患者さんが来院し始めます。スギ花粉症の患者さん達です。私が所属する「日本耳鼻咽喉科・頭頸部外科学会」という学会のホームページに、1998年と2019年のスギ花粉症有病率のグラフが掲載されています。1998年はスギ花粉症の患者さんは日本人の16.2%と言われていましたが、2019年には38.8%すなわち、10人中4人はスギ花粉症を持っているという状況となりました。まさに国民病と言えます。近年は小さなお子さんから高齢の方々まで、幅広い年齢層の患者さんがいらっしゃいます。 スギ花粉症は、季節が来ると症状が現れる季節性アレルギー性鼻炎の一種です。 鼻炎の症状が強いと、頭が重たくなり、鼻みずを常にかまずにいられない等、日中の作業効率が下がります。夜は睡眠が妨げられるため、日中の眠気が強くなります。このように生活の質も下げてしまう病気ですから、正しい知識を得て、正しく対処することが大切です。 皆さんは、スギ花粉症について色々な事を聞いたり読んだりしたことがあると思います。特に症状がつらい方にとっては、重要事項ですよね。 例えば、スギの花粉はいつ頃から飛散し始めるのか、ピークはいつで、いつ収まるのか、検査にはどういうものがあるのか、予防は可能なのか、治療にはどういうものがあるのか、など。 4月は、ヒノキ花粉の飛散もあります。今回の円卓会議では、皆さんとスギやヒノキの花粉症についてお話しできたらいいなと思っています。今年は、私たち耳鼻咽喉科医が予想していた以上に、スギ花粉症の患者さんの症状が強い印象でした。 そこで、まずは皆さんに教えて頂きたいことがあります。 「今年の花粉症、昨年よりつらかったですか?」 YESの方は、昨年と比べて、どんな点がつらかったのか(症状、期間の長さなど)、どんな対処をしたのか等を教えてください。 NOの方(昨年と変わらなかった方、軽かった方)も、症状や対処法などについて投稿していただければと思います。 スギやヒノキの花粉症をお持ちでない方も、NOに投票して頂いてから、身近な人の様子などを教えてください。 よろしくお願いします。★関連テーマ・あなたは、風邪など体調不良が多い方ですか?・気象の変化。体調に影響ありますか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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