イー・ウーマン（ewoman）

うろ覚えです（abbyi・神奈川県・46）

確か、地域包括支援センターに相談するのがはじめの一歩ではなかったかと思うのですが、うろ覚えです。会社で介護セミナーに参加する機会があり、ちゃんと聞いていたはずなのに情けない限りです。この機会に復習したいと思います。

行政で介護保険業務をしてました（テス・宮城県・57）

公的介護保険の利用方法や仕組みはわかります。相談や苦情、調整もしてきました。それでも親の介護は未経験なので、親と相性の合うサービスや施設さがしは手探りになると思います。

看護師とソーシャルワーカー（やっちゃん２４・大阪府・55）

父の介護は、看護師とソーシャルワーカーのサポートでスムーズに始めることができた。急性期病院だったが、特に看護師の方々が親身になり家族の希望を最大限に叶えてくれた。介護申請はもちろん、在宅介護のため日中のケアだけでなく、夜間も実践トレーニングしてくれた。また当時日本ではメジャーでなかったグッズの輸入元を紹介してくれ、レクチャーも用意してもらった。

分かってはいたが・・・（pagi・東京都・60）

現在通いで母の介護中です。介護に関する情報は、行政の講演会やネット上の専門家や体験者からの発信、本などから得ていましたが、母は介護保険を使いたくなかったので、何も準備ができていない状態でのスタートでした。しかし倒れて入院しての退院に向けてのサポートから、同医療法人の地域包括支援センターにつながることが出来、何とか介護の体制を作ることができました。片道2時間位の微妙な距離での通勤を交えて何とか、というところでの悩みがあります。

突然でも慌てずに（真打ち・栃木県・54）

90代父(要介護2)の在宅介護中だ。酸素ボンベを使う日常で、訪問看護や歯科も利用する。きっかけは入院だ。近所の包括センターで"将来的"な介護認定に向け、職員の訪問日を決めた5日後のことで、一気に介護が現実に。しかし、ケアマネージャー、包括センター、市担当者が病室で父に面談をする等、介護認定までの過程は連携が見事で、折れそうな心の支えになった。介護を過度に心配する必要はないが、事前に親と話し合えれば意向が把握でき、方向性が定まり易いと私は思う。

福祉住環境の資格の有難さを痛感（Kylin・大阪府・65）

「福祉住環境コーディネータ」の資格を持っていましたが、改装の際の施主様の相談を受けこそすれ、自分が相談する側になるとは思いませんでした。母親の対応の際には、地元の福祉協議会のケアマネージャさん達にお世話になりました。福祉に関する考え方が比較的早くに共有できたのは助かりました。何よりも、母親のわがままを否定的な言葉を使わずにコントロールする様子に尊敬を抱きました。

施設の探し方が分からない。（レッズ・埼玉県・43）

77歳の父親が単身で住んでいます。以前、本人よりいずれは介護施設で最期を迎えたい旨の希望を聞き取りました。今は健康で１人で暮らしていても大丈夫なのですが、年々年老いていく姿を見て、早く施設を探しておいた方が良いと思っています。しかし、探し方が分かりません。施設の探し方についてアドバイスを頂けると大変助かります。何卒宜しくお願いします。

分からないことだらけ（ナカサワ・東京都・54）

職場で仕事と介護の両立支援制度に携わったことがあり、一通り勉強しましたが、自分のこととなると不安だらけです。昨年末に父が心臓のカテーテル手術をした際は、本人が入退院手続き、退院後の障害者申請等してくれたので、実際何も手伝っていません。できるうち、任せられるうちは本人任せで良いのでしょうか。

戦々恐々（walk714・北海道・48）

介護退職や休職は絶対にするつもりがないので、今後の為にケアマネージャーや行政がどこまでカバーするのか調べました。手頃な価格のサ高住は空きはなし。父74歳が介護が必要になった時に、公的介護福祉サービスは、保育園の待機児童問題のように利用できない事は確実な気がします。

進め方はスタートくらいですが、（シンゴパパ・静岡県・57）

介護が必要になった場合は、要介護認定を受けるところがスタート、程度しか把握していないためNOを選びました。必要なサポートとしては消費者被害の「１８８」のようなワンストップサービスがあれば助かると思います。同居の母親については、介護が必要にならないように、身の回りのこと＋できること　をし続けてもらい、可能な限り自宅で生活し続けられるようにサポートするようにしています。

私は家族が介護で疲弊しないよう、介護が始まる前から学びや話し合いが必要だと啓発活動に力を入れています。NOの方がやや多くなっていますが、予想以上にYESの方も多いことは非常に嬉しいです。
 
頂いた投稿をご紹介します。レッズさんは施設入居を希望されるお父様のための施設選びについて質問をいただきました。①施設にお見舞いに行く人は誰なのか？親が外出しやすく、家族や友人が負担なくお見舞いできる場所を選ぶこと、②介護全体に使えるお金と資産状況のバランスがとれているか？施設の入居費用の他に医療費、ヘルパー代、オムツ代など意外に費用が掛かります。費用を抑えるために、ギリギリまで自宅生活も検討してください。③施設に託したいことは何か？看取りができず、医療行為が必要な場合は転居を勧める施設もあります。どこまで対応できるかを確認してください。
 
シンゴパパさんは、介護バージョンの消費者被害相談窓口のようなワンストップサービスがあればとおっしゃっています。実は、要介護認定の手続きを行う窓口の、地域包括支援センターや自治体の高齢者向け担当課がそれに当たり、幅広い情報を集めることができます。
 
ナカサワさんの親御さんは自分で行政手続きをなさっているとのこと、できるうちは見守るスタンスで良いと思います。もし不備があれば行政から連絡がありますから、親自身が自信を持ち続けることが大事だと考えます。
 
テスさん、Kylinさんのように、高齢者福祉に知識があっても、自分のことになると戸惑うという話、私も看護師でありながら初めての介護の折には介護保険の複雑さや、ヘルパーさんが何でも手伝ってくれるわけではないことを知り、落胆しました。今、こうして円卓会議の議長が務まるのも、複数の介護経験と、支えてくださったケアマネージャーさんの情報のおかげです。walk714さん、やっちゃん24さん、pagiさん、真打ちさんも、始めは手探りの介護だったと想像しますが、病院の相談員さんやケアマネージャーさんを上手に活用されていますので、介護で迷う方々にノウハウを広めて頂きたいです。
 
３日目の会議に向けた質問です。冒頭でもお伝えしたように、介護が始まる前からの学びはとても重要です。しかし、それも何らかのきっかけがなければ、なかなか腰をあげることができません。そこで、大切な一歩となる「情報集めのきっかけづくり」について考えます。
 
『「親の介護が必要」となった時の進め方、ご存じですか？』にYES、NOでお答えの上、YESの方は、「親の介護が始まる前」に、介護のコツなど情報集めを始めるきっかけづくりの良い方法や、体験談があればご紹介ください。
NOの方は、どんな機会があれば、事前に情報を集めてみようと思えるでしょうか？
 
また、abbyiさんのように職場での介護セミナーなど、会社における取り組みがありましたら、お聞かせください。


★神戸議長の新著が、2024年5月30日に発売されます！
『介護のことになると親子はなぜすれ違うのか: ナッジでわかる親の本心』（メディカル・ケア・サービス）
 
★介護する家族やビジネスケアラーを応援する介護情報チャンネル
「ゆるっと介護」これで解決！訪問介護と訪問看護の違い
神戸議長が出演しています。ぜひご覧ください。

• 2024.05.20
• 神戸貴子 N.K.Cナーシングコアコーポレーション合同会社代表