働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3748 開催期間 2024年05月17日- 05月24日
介護情報の取得時期や内容は家庭ごとに異なります。しかし、介護は突然始まることもあります。親がどんな介護を受けたいのかを知っておくことで、介護や医療方針の選択がしやすくなります。 介護をしている雇用者の9割は介護休業等の制度を利用していないと報告されています。【株式会社 大和総研 政策調査部, 2019】 また、介護離職者の半数が「制度をきちんと知って理解していれば離職しなかった」と答えています。【厚生労働省, 令和2年】 個人が仕事と介護の両立支援制度を理解していれば、介護離職を回避できたかもしれません。親の介護が始まるときは情報が大事であると言えます。 前回のどんなきっかけがあれば、「介護が始まる前」から情報集めできますか? という問いに対して、いのくちさんからは独居になった段階で民生委員さんに相談されたというご経験を寄せて頂きました。地域の方を巻き込むという行動、大事ですね。 きたさんは、身の回りに介護のご経験のある人に加え、さらに専門家も入る情報交換の場があると良いと感じていらっしゃいます。 DiamondBarさんは、介護が急に始まり、親御さんの預貯金の管理ができず、非常に困っていらっしゃいます。歩けなくなったり、認知機能が低下したりすると、金融、不動産関係の契約や解約ごとができなくなったというご相談はよくあります。親御さんから情報や意向を聞き出しておくことは、できるだけ早い段階がおすすめです。 また、NOと答えてくださった、あさーかすさんは、ご友人に『準備不足で介護離職になる恐れがあるから、事前の情報収集は大事』と伝えていらっしゃいます。みなさんのご経験を無駄にせず、情報共有をされる行動は、周囲の人たちの支えになります。是非とも、発信し続けてください。 そして、視点を変えてご回答くださったシンゴパパさん、親御さんの状況を見ると、介護のスタートの相談先だけ把握すればよく、今は介護状態にならないようにサポートする方に力を入れたいとのことです。 私も介護離職を防ぐための講演を行っていますが、非常に若い参加者には、詳細な情報をお伝えするのではなく、「とにかく困ったら役所を頼ってね。」と説明しています。 そこで、皆さんへ質問です。「親の介護が必要」となった時の進め方、ご存知ですか?にYES、NOでお答えの上、ご自分で経験された成功事例や失敗談、共有したい内容がありましたら、お届けください。介護の経験がない方は、職場など身近な人の話でも結構です。 皆さんの経験を共有していただければ、他の方々の参考になると思います。介護の知識と経験を分かち合うことで、介護を必要とする家族や個人にとって大きな助けになります。ぜひ、ご意見をお寄せください。★神戸議長の新著が、2024年5月30日に発売されます!『介護のことになると親子はなぜすれ違うのか: ナッジでわかる親の本心』(メディカル・ケア・サービス) ★介護する家族やビジネスケアラーを応援する介護情報チャンネル「ゆるっと介護」これで解決!訪問介護と訪問看護の違い神戸議長が出演しています。ぜひご覧ください。
イー・ウーマン
表参道カレッジ
eshop
©2014 ewoman, Inc.