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会議番号:3755 開催期間 2024年09月06日- 09月13日
ハーブコンシェルジュの小早川愛です。 秋のハーブ栽培に対する皆様の関心の高さをひしひしと感じると同時に、失敗したらどうしようという不安や心配する気持ちも痛いほど伝わってまいりました。沢山のご意見を頂きありがとうございます。 まずはいぬいるかさんのご質問「南向きで日当たりが良過ぎる場所なのですが大丈夫でしょうか」からお答えします。 毎年、秋の期間が短くなってきていますよね。それでも猛暑日を経て、気温は30度前後となる気候なので、ハーブは南向きですくすく育つことが期待できます。ぜひ秋のハーブ栽培に挑戦してみて頂けたら嬉しいです。 つづいてあさーかすさんのバジルのハダニ問題ですが、対策としてはニームオイルをおすすめしています。口に入れるものなので農薬散布は避けたいお気持ち、よくわかります。家庭菜園家のなかでは、口に入れても大丈夫なお酢、重曹、コーヒー、牛乳などを希釈して与えるパターンもありますので試してみてはいかがでしょうか。 Tosukuさんのように西向きのため、栽培に手を出せないというお気持ちもとてもよくわかります。成長はゆっくりにはなりますが、2日目にご紹介した室内での栽培もご検討頂けたら嬉しいです。 みなさん、上手く行かなかったらどうしよう、という心配と不安を感じているかもしれません。真打ちさんがご紹介してくださった盆栽達人のエピソードにもあるように、「失敗したくないから勉強する」と、上手になっていくのはハーブ栽培も一緒だと思います。 Kylinさんは「ハーブ」を調べてくださったようで嬉しく思います。「ハーブは人間の生活をサポートする有用植物」とわたし自身は解釈しています。今回は西洋ハーブの話題が中心とはなっていますが、昔から日本にあったドクダミ、よもぎ、スギナといった野草も大変優秀ですし、最近は和ハーブとも呼ばれています。それらの植物を庭やベランダに植えて、健康増進に役立てる方々もいらっしゃいます。ドクダミは火傷のあとの傷口に塗り、よもぎはしつこい痰切りに活用、利尿作用のあるスギナをお茶に煎じて飲むなど、植物は私たちのウェルネスライフを向上させるパワーを秘めているのです。 栽培においては、毎日ハーブを見てあげることが一番大切です。昨日と今日のハーブの表情は違うのです。「今はお水はいらないのね」「太陽を浴びたいのかな」「わさわさしているから少し間引きしようかな」と、植物の気持ちに寄り添えるようになる過程を楽しんで頂きたいのです。たとえ枯れたり、縮んだりして元気を失ったとしても、大胆に剪定して、少量の活力剤を与え、適度に水を与え、太陽の光合成を意識した場所に置いてあげると、また息を吹き返すことだってあるのです。まさに昨年枯れたと思っていたアロマティカスが今年復活したときには大変嬉しくなり、植物のパワーに驚かされました。 失敗を恐れずに、秋のハーブ栽培に挑戦してみませんか。次回は最後のタイミングとなりますので、ローズマリーやラベンダーの挿し木やパクチーのタネ蒔きのコツなどについても伝授する機会を頂けたら嬉しいです。 今回は、前回に予告しましたように秋の栽培に向いているセリ科ハーブのタネ蒔きについて伝授させていただく予定でしたが、皆さんからいただいたご質問の答えを優先しましたので、セリ科ハーブについても、最終日にまとめて解説しますね。 秋のハーブ栽培、挑戦したいですか? 前回に引き続き、栽培についての体験談、失敗したこと、解決したことなどをお送りください。また、ハーブを暮らしの中でどのように使っているのかも教えてください。 皆さまからのご意見お待ちしております!★小早川議長の過去の円卓会議・ハーブを生活に取り入れていますか?<運営事務局より>投稿は、お一人お一人の視点や体験を言葉にしていただく、大変貴重なシェアリングです。・自分を主語としたI statement で書いてください。掲載する投稿は、「私は」を主語に変更させていただく場合もありますのでご了承ください。・引用がある場合は、必ず引用元を明記してください。・議長からの各日の投げかけ(赤字部分)に答えた内容で投稿してください。
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