イー・ウーマン（ewoman）

はじめまして。株式会社音力発電 代表取締役の速水浩平です。今日から1週間の円卓会議、どうぞよろしくお願いします。
 
近年、日本をはじめとする多くの国や地域において、地球環境問題やエコロジーに対する関心は高まっています。そのような中、これまでにあまり知られていない新しいエネルギーや環境にやさしい発電技術について、興味を持たれている方も多いのでないでしょうか。
 
一言に「新しいエネルギーや環境にやさしい発電技術」と言っても、多種多様に存在します。比較的知られている太陽光発電に付いては、太陽の光のエネルギーを利用して発電します。一方、同じように太陽のエネルギーを利用した発電にも太陽の熱を使用した「太陽熱発電」と言うものもあります。その他にも、薄く紙の様に曲がる太陽電池や透明な太陽電池、様々な色のカラフルな太陽電池等もあります。
 
比較的知られていると思われている太陽のエネルギーを利用した発電一つをとっても、この様に多く存在します。更に、新しいエネルギーの中には、地熱発電やバイオマス発電、小型の水力発電であるマイクロ水力発電等もあります。そして、燃料電池やメタンハイドレード、血液を利用して体内にて発電する技術、波力発電・潮力発電や電波を使用する電波発電や植物プランクトンを利用した発電……このように基礎研究の段階の技術も含めると、まだまだ一般に知られていない技術も多いのです。
 
そして、日常生活の中に身近に存在する「音」もエネルギーを持っていて、音のエネルギーを使用して発電を行うことも可能になってきています。みなさんは、音で発電できることをご存知ですか？

• 2011.04.18
• 速水浩平 株式会社音力発電 代表取締役 「音力・振動力発電の研究開発プロジェクト」研究代表