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会議番号:3091 開催期間 2011年04月18日- 04月25日
「身近なエネルギー、特に音や振動のエネルギーをどんな風に実用化出来ると思いますか?」について、多くのご意見を頂きました。 拝見させて頂くと、スポーツジムのエアロバイク発電や自社工場の「金属プレス加工」の騒音で発電、音楽家の方の立場から、楽器演奏の練習音で発電と言うご意見もあり、やはり自分達の日常生活の身近なところにもエネルギーはあることに気が付きます。 それから、まだまだエネルギーの種類や存在する場所も豊富にあることも予想出来そうですよね。そして、それらのエネルギーは、そのほとんどが、使われずに捨てられていると思うと、私は、本当にもったいないと思います。 頂きましたご意見の中には、『発電床』などを家庭に取り付けるために官の補助が必要と述べられている方もおられました。私たちも、以前この方の様に、発電床の普及のためにお役所にエコポイントの対象や推奨商品の対象等にならないかと言うことを聞いたこともあります。 実際に、エコポイントや家庭に取り付ける際の官からの補助を出すためには、その製品を量産していること、一定以上普及していること等も条件となるそうです。普及促進のためにこれらの制度を利用させて頂きたいと思うのですけれども、一定以上の普及をしていることを条件とするとなると、新しい製品は、そもそも想定されていない制度なのだと思います。 一般的に、新しく登場した製品は、その価格も高いものです。それを量産して普及させることによって徐々に製品コストも安くなります。同様のことは、発電技術にも言えます。新しく登場した発電方法は、価格もどうしても高くなります。価格を安くするためには、量産を行い普及させることも必要となります。 そして、このことは、その発電を利用する社会にとっても良いことです。発電床やその他の『振動力発電』の他にも、既にある技術を応用することによって、環境配慮型の社会に貢献する製品開発は可能だと思っております。 私は、技術は、それを使用する利用者や社会によって文化やライフスタイル等にも影響する要素を持っていると思います。そして、その技術を本当に有効に利用出来るかは、技術を利用する側にもあると思います。技術を有効利用すると言うことは、技術の価値も上がることになります。 特に新しい技術を有効利用するためには、その技術の本質を良く理解する必要もあります。私達の様に研究開発を行う者や官には、技術の本質の正しい理解を普及させる役割もあると思います。一方、その技術を受け入れる側の社会の体制も大切になります。 『音力発電』や『振動力発電』をはじめとする新技術に付いてご紹介させて頂きましたけれども、これらの技術や製品を普及させることによって、社会はこれまでとどの様に変わると思いますか? ご意見をお聞かせください。
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