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会議番号:3106 開催期間 2011年07月25日- 08月01日
どうひいき目に見ても、自民党に戻って欲しいと考える人は少数派、それもかなりの少数派のようです。しかし菅首相の続投を望む人も少数派でしょう。そうすると問題は誰かいい後継者はいないのか、ということになります。このところ政治家と話をしていると話題は必ず次あるいはその次の指導者に及ぶのですが、その答えは決まって「なかなか難しい」です。それぐらい民主党も自民党も人材難ということでしょうか。 余分なことですが、このような時は、ともすれば危ない人をリーダーに選んでしまうこともあります。それは歴史が教えるところです。国民が政治に倦み、社会には閉塞感が漂い、一種の「英雄待望論」があるときに、とんでもないデマゴーグが指導者になる危険性があります。ドイツのヒトラーも最初は選挙で選ばれたということを忘れてはなりません。 リーダーがいないのは、私たちがリーダーを育てていないということかもしれません。地域活動で有能なリーダーを見つけたら、その人を国政に送り出すということがあってもいいはずですが、有権者の投票行動や政党内の幹部養成を見ていると、新しいリーダーは育ちにくいというようにも感じます。 私たち有権者自身も、「人任せ」にするより、自分で判断するほうがリスクは高いかもしれませんが、同時に意見の多様性が確保できて(つまりマスコミが何を言おうが、隣の人と意見が異なることが増える)、結果的に民主主義らしくなるのではないかと思います。よく「引っ張ってくれるリーダー」と言いますが、そうではなく個々の有権者が目指す社会を実現してくれるリーダーを選びたいものだと思います。もちろんそのリーダーを選んだ「責任」は個々の有権者にあります。 さて皆さんにお尋ねします。どうも民主党、あるいは自民党という政党だけを見ていると、右から左まで幅が広すぎて、政策的な違いが見えにくい気がします。もっと政策の違いを際立たせるために、総選挙をはさんで政党をガラガラポンしたほうがいいかもしれません。皆さんは、政界再編があったほうがいいと考えますか、それとも現在のままで二大政党制になったほうがいいですか。ご意見をお聞かせください。
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