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会議番号:3106 開催期間 2011年07月25日- 08月01日
議員の方といろいろお話していると、政界再編が必要だということに賛意を示す方がとてもたくさんいます。議員にとっては、来るべき選挙で自分が有利な展開とは何かがとても重要だと思います。だからさまざまな組織票に頼ることになるのですが、それとは違う「民意」がまとまっていればいいのだろうと思います。 少人数でも従来の組織型選挙と違った形で国政に乗り込む人が現れたら、政治そのものが変わるチャンスができるかもしれません。たとえば、みんなの党はそういった傾向を持っています。次の国政選挙でみんなの党が台風の目になれば、政界再編の軸もなりうるでしょう。 ただ、政界再編は単なる「この指とまれ」ではないと思います。日本の将来をどう考えるのか。社会福祉の給付をどう考えるのか、世代間対立(国の借金など)をどうするのか、税体系の在り方をどう考えるのか、そういった基本的な問題についてある程度の合意をもった人が集まるべきだと思います。 民主党政権になってよくわかったことは、民主党は政権交代の準備ができていなかったということでした。簡単に言ってしまえば、「政治主導」と言ったばっかりに、自分たちの準備不足が露呈してしまったのだと思います。そしてたぶん私たちも、政権交代で何を望むのかということについて、準備不足だったのだと思います。自民党政権の金属疲労には気がついていても、民主党政権に何をどうして欲しいのか、よく考えていなかったのではないでしょうか。僕も内心、忸怩たるものがあります。政治を成長させるためには、私たちも政治的に成長する必要があるでしょう。自民党に戻るのは反対だとしても、それではどうするのかを改めて考え直してみようと思います。1週間、ありがとうございました。
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