イー・ウーマン（ewoman）

つい最近（おさりん・大分県・36）

会社の健康診断で要精密検査の通知をもらい、検査結果が出るまでの間、考えていたことでした。 私は、「離婚しよう」と真っ先に思いました。 手続きが苦手なパートナーなので、私が亡くなったあとに、お葬式や保険や銀行など、いろいろと手続きするのは、かなりの重荷となるので、離婚し、残された期間は恋人として一緒にいて、楽しい想い出作りをしたいと思いました。

すっきり　余生を楽しんで（みやっぺ・56）

仕事も趣味も多い私、雑多な諸々の整理をします。例えば持ち物は、両親、子ども達、友人、さらには寄付など、夫とあれこれ相談しながら、すっきりと整理していきます。私の物や案件などが順次整理されていくと、私にとって、夫にとって、大切なことがより明確になっていくことでしょう。もしまだ余命が残っているようでしたら、大切なこと、してみたいことを、夫と相談しながら思いっきりやってみたいなあと思いました。

やっぱり、パートナーを残したい（ゆらりん・東京都・46）

結婚という形にはこだわりませんが、やはりパートナーを残したいと思います。彼が幸せになるために、必要なことだと思っています。仕事のこと、人生のこと、子どものこと、何でも相談できて、一緒に楽しく食事ができるパートナーを残したいです。

家族に（キョウコ55・兵庫県・35）

今特定のパートナーはいないので、家族（両親、姉）にしたいこと。まずは、遺品整理で悲しい気持ちにさせないために、自分の持ち物の整理をする。そして、遺すものには楽しいしかけをする。例えば服飾品を遺すなら、ギャグっぽく、ださいコーディネートブックを作っておくとか。そして友人にも集まってもらえる会費制お別れの会を企画、準備。実行役であるプランナーの友人も決定済みです。家族が悲しむ時間をいかに少なくするか、が一番の考えどころです。

いい気づき（ぺり・福岡県・30）

毎日手料理をつくり、一緒に食べる、背中や肩のマッサージをする。これって普段できていなくて、でもやったほうが二人が笑顔になるとわかっていることです。いい気づきを得ました。いまからやればいいんだ！

いつもの日常（綾ooo・東京都・35）

子どもに対しては色々と考えたことがありますが、夫に対しては特別な何かを考えていませんでした。ただ、身体が動く限り、家族といつも通りの日常を送りたいと思っています。

立ち止まって考えてみると（wrenn・千葉県・35）

自分が死んだ後の処置が楽なように、身辺整理を始めると思います。そのあちこちに、パートナーへの感謝の気持ちが伝わるように工夫したいです。自分の死を意識するようにしていますが、パートナーに対して何をするか特定して考える事はなかったので、ハッとしました。

考えたくないけれど……（winterfresh・東京都・30）

結婚1年半です。余命宣告……と考えるだけで辛いので、思考拒否しています。でも改めて少しだけ（ほんの一瞬だけ！）考えてみました。私だったら、きっと365通の手紙を書いて、私の死後、毎日1通読んでもらい、私がどれだけ幸せだったかを伝えます。1年間は私をそばに感じていてほしい。でもその後は、夫に幸せになって欲しいので、最後の60通くらいから、彼が少しずつ私から離れて、次の人生を歩めるよう促すような内容（幸せになって欲しい、など）にするような気がします。

投稿ありがとうございます。
 
「もし余命を告げられたらパートナーに何をしたいか」考えたことありますか？
本来なら、考えたくないことですが、いざ、考えてみると、いつも当たり前のように隣りにいる妻のありがたさがわかってきました。
 
見つめ合うのが恋で、同じ方向をむくのが愛ってことを実感できた一時でもありました。
小説の中でも、主人公・修治は妻に余命のことも内緒にして妻の結婚相手を探します。
パートナーにとっては、余計なお世話、一刻も早く入院してよ！と思うに決まっているのですが、楽しいこと（妻の結婚相手を探す）を考えていると、今そこにある辛いことを忘れられる気がします。
 
「大好きな家族に楽しい未来を残す！」そう決めると死は決して怖いことじゃない。そう信じてこの小説を書きました。
 
おさりんさん。
僕も奥さんに全部任せっきりで手続きが苦手です。
小説の中で、妻が先に逝かないことが唯一の幸せである。
という一節があります。それを思い出しました。
 
みやっぺさん。
「整理」という言葉が「楽しい」に思えました。
 
ゆらりんさん。
どんな人が相応しいかな？と考えるだけで楽しいです。
 
キョウコ55さん。
日常にある楽しいしかけこそ「愛」だと思います。
 
ぺりさん。
～～したから、何かをするのではなく、今からやる。
そんな気づきは素晴らしい！
 
綾oooさん。
いつも通りって難しいけど大事ですよね。
 
wrennさん。
何を見ても思い出す。Love actuallyです。
 
winterfreshさん。
「P.S　アイラブユー」という映画も、小説の次にオススメです（笑）。
 
それでは今回の投げかけです。
パートナーとの忘れられない想い出についても教えてください。
そこから、余命を告げられたらパートナーに何をしたいかが、見えてくるかもしれません。
 
よろしくお願いします。


【樋口議長　過去の円卓会議より】
・人に伝える工夫していますか?
・テレビは好きですか?
・企画やアイデアをひらめくコツ、ありますか?
・さりげない感動を見つけるチカラはありますか?
 

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• 2012.11.19
• 樋口卓治 放送作家