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会議番号:3212 開催期間 2013年01月11日- 01月18日
ayaPaさんの言われている「政治のことを公で口にしたり、Facebookで公表したりするのは、マナーとして良くないのかな」というご意見は、とても日本的かもしれませんね。政治というのは、自分たちのことですから、いろいろ話し合うのは別にマナー違反ではないと思います。ただ相手の言うことをできるだけ理解しようとするマナーが徹底していないので、何かというと声高に言い募る人が結構多くて、辟易することがあるのも事実です。それでも意見交換をする(みやび屋さん)とか、他者の意見を積極的に聞く(ゆきななさん)ということは大事だし、できるだけ多くの人に実践していただきたいと考えます。 多数決の政治が間違った方向に行くことは珍しいことではありません。少なくとも結果で見る限り、バブルがはじけた後の政治は、日本という国を幸せにはしませんでした。国民一人当たりGDPの大きさ(これだけが幸せの指標とは考えませんが、ひとつの指標であることは間違いないでしょう)で見ると、日本はいま20位前後です。かつては2位になったこともあります(為替換算という「誤差」もありますが)。私たちはよく「政治が悪い」「官僚が悪い」「マスコミが悪い」と文句を言いますが、民主主義である以上、良くも悪くも最終的に選んだのは有権者である私たちです。 今回の選挙では自民党の得票が前回に比べて増えたわけではありません。有権者の5人に1人の支持で、あれだけの議席を獲得しました。これも小選挙区制という選挙制度の特徴なのですが、要するに20%の人の投票を「民意」と呼んでいいのかという問題もあります。しかも実際の政治では、民意を体しているとする政党、要するに多数派が民意の名の下に政策を決定していくわけです。そこにriumさんのいう「ノイジーマイノリティ」が入り込む隙があるのだと思います。そしてやはりそこにその政党を選んだ人との「ギャップ」が生まれることもあります。 そうすると政党が「民意、民意」と黄門様の印籠のように国会で叫ぶことがナンセンスという言い方もできるでしょうか。それよりも、政党がきちんと意見を闘わせること、そしてそれを有権者が判断することのほうがよほど重要かもしれません。選挙がある度に「いちばん新しい民意」などと言うのはもう卒業したほうがいいかもしれないと思います。 さて皆さんにお尋ねします。今回の衆議院総選挙では自民党が大勝しましたが、自民党に投票したかどうかは別にして、皆さんが望む政策の優先順位を教えてください。増税? 社会保障の充実? それとも社会保障の給付制限? 財政再建? 原発の廃止? 成長戦略の実行? 教育の改革? 子育て支援? その他にもいろいろ望みたいことはあるでしょうが、最も大事だと思う政策は何ですか。【藤田議長 過去の円卓会議より】・<号外!>日本を前進させる政党、選びましたか?・「安倍首相」に期待しますか?・そろそろ自民党に戻りますか?・総理にしたい人、いますか?・野田新首相。期待していますか?
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