働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3220 開催期間 2013年02月22日- 03月01日
一週間議論してきました。85%の人が、「女性の社会進出のために配偶者控除を廃止し、財源を子育てに使うこと」に賛成されました。 反対論には、配偶者控除の廃止には異論はないが、その財源は子育てだけでなく、介護などに使ってほしいというものが多くありました。つまり、女性がフルタイムで働けない理由は、子育てだけでなく、介護の問題があるので、そこへの目配りが必要ということです。これは、今後政府の施策にも反映させていく必要があると考えさせられました。 もうひとつ、バウチャーには異論が相当ありました。その背景には、何にでも使える金銭給付より、保育園といった現物給付のほうが必要という考え方のようです。このようなさまざまなニーズは、実は地方政府できめ細かく対応するほうがよいことかもしれませんね。地方と都会では相当ニーズが異なっているので、異なるニーズを反映させるためには、いっそうの地方分権が必要なのでしょう。この点も重要なポイントですね。 私は、来年度税制改正で、ぜひ配偶者控除の問題を取り上げていただきたいと、ささやかながら運動を始めています。皆さんの声が大きくなれば、政府も取り上げざるを得なくなると思います。その意味で、継続的にひとつの政策を主張し続ける根気と熱意が必要でしょう。 いろいろ考えさせられる1週間をありがとうございました。★こちらもご覧ください〜森信議長の過去の円卓会議より・消費税の「軽減税率」導入、賛成ですか?・国民皆確定申告、賛成ですか?・増税に関する議論。理解できていますか?
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