イー・ウーマン（ewoman）

少しずつ挑戦中です（isabel86・愛知県・47）

娘が小4の時、親子の時間管理術講座に参加しました。当時は塾にも行っていなかったので、普段アクションプランナーを開くことがありませんでした。夏休みには宿題をやる日、旅行に行く日、出校日などを書き込んでいました。現在中1ですが、今も普段はあまり活用していません。でも週末やテスト週間、長期休暇には自分でいろいろ書き込んでいます。時間管理すると何がいいのか自分なりに実感して、生活に取り入れてくれればよいと思います。

時間の見える化（Ai・兵庫県・39）

毎朝、常に時計が気になる親と違って、子どもは時間が気にならないのだと思います。朝ご飯を30分以上かけてだらだら食べる小2の長女にいらいらし、ホワイトボードを購入し、食卓の長女から見えるところに置いて、自分で今月の「目当て」を書かせました。ご飯を25分以内に食べるという目当てを自分で書いたのですが、達成できたのは最初の10日だけ。今度は、時計をホワイトボードの上に置いて、目当てと時間が同時に目に入るようにしようと考えています。

5歳の息子の場合（mamisan・東京都・42）

出来た体験と自発的な気持ちの大切さ、共感します。5歳なので予定管理はしていませんが、子ども用教材のタイマー時計を活用しています。片付けが進まない時に目標時間を決めて、時計とどっちが早いかな？とセット。俄然、張り切ります。ご飯なのに遊びがやめられない時は「タイマーが終わるまでに来てね」とセット。早く来なさいといわれるより自然にやめられます。子どもを待っていると時間を長く感じますが、実は数分の事だった、と親の私が気付かされる事もあります。体験の積み重ねは大切ですね。

月曜日の2時間（ゆきなな・海外・その他・31）

我が家では、月曜日の放課後にジャズダンスを習わせており、子どもの帰宅は夕方6時前後です。毎晩8時には寝るように躾けているので、2時間で夕食・宿題・明日の準備・お風呂を済ませねばなりません。私は食事を予め用意したり、あと何分だよと呼び掛けたり、子どもは宿題をできるだけ学校で済ませる等、互いに協力しています。これまで寝る時間が8時を過ぎたことはなく、達成したら毎回ハイタッチをしています。

家族会議で予定を確認（Wadaerika・東京都・48）

自分がアクションプランナーを使い始めて、その有効性を今痛感しているので、子どもにも時間管理の概念、ぜひ知らせたいです。私の希望は、子ども2人（小6、小4)にジュニア版を持たせ、週一回家族会議を開いて、来週の予定をみんなで確認することです。会議ではほかにもいろいろな問題、ゲームの時間、宿題、お手伝い、などを冷静に話せればと思います。物事が起こったときに対処しようと思ってもお互い気が高ぶっていることが多く、いい結果を生まないので。時間管理と問題解決能力、両方が育ってほしいと思います。

子どもにより好機が（真打ち・栃木県・43）

私の子どもは、間もなく20歳。親から見ると、長い春休みの遣い方には疑問も多いがその反面、人のために尽くし複数の人から感謝された。今回のテーマを子どもに訊ねたところ、「親自身が良いと感じていても、もし子どもがそれを苦痛に感じれば本来伸びるものも伸びなくなり、そうなってしまっては残念。」と。小学生が時間管理に出会う好機の人、中学・高校がその時期に当たる人……と、子どもによる違いも大きいだろう。好機を与えることと同じ位に、時期の見極めが大切だと思う。

ぼーっとする時間の大切さ（まおにゃん・茨城県・49）

自分が子どもの頃はテレビの録画機能もありませんでしたから、見たいテレビもない、本もない、ゲームもない時間がたくさんあり、必然的にぼーっとする時間がありました。小学4年生の子どもを見ていると、何もしない時間がほとんどないようです。情報を遮断して、よく言えば瞑想するようなぼーっとする時間が子どもの時間にはあった方がよいように思います。もっとも自分が子どもの頃はそんな時間にはうたたねしてしまうこともあり、有意義だったかどうかは正直わかりませんが。

英語が苦手な子供の勉強法（にしひがし・茨城県・41）

以前、英語が苦手な中学生に勉強法の質問を受けました。得意な科目、好きな科目を中心に自習をするため、苦手な科目に勉強時間をあてるのもストレスに感じる、とのこと。それに対し私は、夜寝る前にお布団の中で教科書の単語を一日2、3個覚え、毎晩声を出して2、3回読んでから眠りなさい、と伝えました。それから、その子はなんとか志望校に入学したと聞きました。多分、英語の苦手意識を克服できたのだと思います。（脳科学的にも眠る前の暗記は一番記憶にとどまるらしいです）

うれしいですね。日本国内、海外で、子どもたちとの取り組みをシェアしてくださってありがとうございます。子どもは、自分ではない他人ですから、こちらの思い通りにはいきません。まあ、そもそも、大人だって、時間管理が上手という人ばかりではないのですから、少しずつでいいでしょう。だからこそ、今週のようにみんなが、自分の事例をシェアするということ、大切だと思います。
 
isabel86さん、4年生の時に講座を受けていただき、中学1年生になって、どんどん上手になっているなんて、素敵です。私の理想とする取り組み。お母様が本質をつくご指導をされているんでしょうね。素晴らしい！
 
mamisanさんの、タイマーも、楽しみでいいですね。とにかく楽しむ工夫が素晴らしいです。ゆきななさんの、ハイタッチも、嬉しい。そして、まおにゃんや真打ちさんがおっしゃるように、本人が気持よく楽しくできることが肝心です。
 
佐々木メソッド、と言っている私の教える時間管理法は、とにかく、自分が自分を動かせるという喜び、自信、楽しみを体感するためのものです。だから、遊びの時間も、何も決めないで思いのまま過ごす、という時間も決める。
 
面白いもので、「何もしない」と決めて何もしない時間は有意義で、何も考えないまま「何もしなかった」時間は、ちょっと残念な気持ちになる。だから、自分を予約して、それを守ることが、毎日の喜びとやる気の源なのです。
子どもの笑顔をつくるために、主体性のある子どもたちを育てるために、佐々木メソッド、広めて欲しいと願います！
 
ところで、我が家はどうかというと、所々上手くできているようですが、全体的には、まだまだ。子どもたちが自分で欲する時を待ちながらの毎日です。でも、目的は、自分がハッピーで、前向きでいること。やる気が出ることですから、その子ども、それぞれの様子を見ながら、大人は環境を整えることが大事でしょう。
毎日の基本だからこそ、楽しいということを体験させたいと思います。
1週間、有難うございました。
 
PS
明日と、来週の土曜日は、表参道カレッジで、小学生親子向けの時間管理講座と、中学・高校生向けの時間管理講座を開催します。たくさんの子どもたちの笑顔に会えること、楽しみにしています。



★こちらもご覧ください！〜佐々木議長の過去の円卓会議より〜
・自分を予約していますか？
・手帳で、行動管理できていますか？
・I statement で発言していますか？

• 2013.03.22
• 佐々木かをり 株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長、株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長