イー・ウーマン（ewoman）

特に苦労は無し（レッズ・埼玉県・33）

私の会社ではほぼ全てのXPをWin7へ移行しました。諸事情でXPが残った支店がありますが、今月末にWin7へ移行します。監督官庁からもXPの使用は厳禁という通達が出ていました。移行で苦労したという話は特に聞いていません。メールのログは、exchangeサーバーを使っているのでOutlookの設定をするだけで大丈夫でした。ただ、officeについては、2003から2010へ移行したユーザーから、使い方が今までと違う！という戸惑いの声をよく聞きました。

とりあえず確認はしました（emi☆・東京都・39）

機械に弱いため、サポート終了＝ウイルス感染かと不安になり、自宅・会社パソコンのバージョンを確認しました。幸い使用しているのがXPでなく安心しましたが、会社では数台がXPにもかかわらず、海外のネットに接続しなければ問題無い（根拠の有無不明）のでしばらく使い続けるとの事。地方公共機関でも使用を続けるとか、ウイルス対策会社が脅かしているだけ、という話も聞き、どこまで緊急性があるのか疑問です。また実際のところ、どのような問題が起こりうるのか、知りたいです。

ネットに繋がなくても（dokinchn・東京都・51）

仕事で情報セキュリティの仕事をしているものです。インターネットに繋がないと大丈夫と言われていますが、厳密には間違いです。USBメモリなどを用いて外部とファイルのやりとりを行った場合、ウイルスに感染するなどリスクが存在しますので注意が必要です。

知識と時間がなければ（kko・海外・その他・48）

今は、Mac OS X なので、移行アシスタントで、すべてのアップデートが数時間で終わります。使っているアプリが移行後も使えるかを調べると思いますが、その際、「知識と時間がなければ、お金か諦めが必要」と考えています。例えば、私の両親は、複雑な手順をふめば無料ですむことでも、新規で購入し、今後もカスタマーサポートを使うことにしました。夫は有料で問い合わせのできるサービスを夫の両親のために調べていました。置かれた状況に合わせて考えることも大切だと思います。

会社で移行作業中（のりぴょん・東京都・43）

会社にXPパソコンが数台あります。特に機能に問題がなかったので、最近まで放置してきましたが、XPを使い続けるといかに危険かという報道を見て切り替えを決めました。当初、買い換えないといけないと思っていましたが、Win7へのOSの入替で済むということが判明。購入時についていたDVDを使って入替しました。中小企業でシステム専任がいないため、ちょっとPCに詳しいだけの私が入れ替え作業をやることに……。ここ数日通常業務に手を着けらていません。

個人的には換えたい（qoomama・熊本県・48）

自席で使用してるのはXPです。会社に買い替えをお願いしたのですが、上席の意向で「今のところ買い換えることは考えてない」との回答でした。ソフトによっては、XPのままだと万が一があったらサポートはしてもらえないとか、いろいろ問題はあります。とりあえずデータを保存できるように外付けHDを提供されました。データは都度HDに保存するのですが、仕事上ネットを使うこともありますのでセキュリティが不安です。

進化についていけない苦労（はなちよ・東京都・54）

2台のうち1台がまだXPです。先日メインのPCを8に変えましたが、イメージが全く違い、どこに何があるのか把握しきれていません。便利になったはず？と思いながらも不要と感じる変更も無きにしもあらず。ネット半難民の私は、サポートが終わるとウィルス等の危険が増す、ということをウィルス撃退ソフトでしばらく防げないのかなと疑問に思っています。

昨年から準備（astrud・福岡県・48）

3月末に増税前の駆け込みでMacBook Airに移行しましたが、昨年あたりからXPのデータ類は外付けHDDに順次移していたので、移行作業と言えるほどの面倒はありませんでした。セキュリティソフトもwindowsとmac両方に対応した管理台数の多いものに変えています。でもディスクドライブがないことやOffice系文書のことを考えると、しばらくはXPが手放せないです。

皆さん、こんにちは。日経の関口です。本日もたくさんのご投稿ありがとうございました。8日深夜の段階で「すでに移行済み」と答えた方は78％。「未対応のパソコンが周囲にある」という方が増えてしまいましたね。
 
調査会社のIDCジャパンが7日、Windows XPの移行状況について予測数値を発表しました。それによると、今年6月末時点でも、市場で使われているパソコンの7.7%はXPのままだろうという見通しでした。ガートナー・ジャパンの調査でも、サポート終了日の9日段階で国内企業の20%以上がXPを使い続けているだろうという結果でした。

自治体や中小企業などにとっては、既存のパソコンを更新するということは大きな出費を伴うということなので、すべて移行するのは難しいのかもしれません。
 
今回のご投稿で、dokinchnさんから貴重なご指摘をいただきました。XPを使い続けた場合、インターネットに接続しなければだいじょうぶだと前回申し上げましたが、USBメモリーからのウィルス感染もありうるということです。その意味では、外部と完全に隔離した状況で使い続けることが必要だといえるでしょう。
 
それから「Windows 8やOffice 2010に移行したのはいいが、使い勝手がまったく違うことに戸惑っている」というご意見も多数ありました。確かにWindows 8はタブレットでの利用を想定したユーザーインターフェースになっているので、慣れるまでは使いにくいというのは私も同意見です。その意味ではWindows 7搭載のパソコンを導入することも一案です。
 
どうせユーザーインターフェースが変わってしまうなら、思い切ってiMacやiPadなどのタブレット端末に移行するという考えもあるかもしれません。大量の文章を書いたり企画書をまとめたりする方にはパソコンの方が使いやすいですが、Webの閲覧やメール・SNSなどの利用が主でしたら、立ち上がりの速いタブレットは意外と便利です。どうしてもキーボードが必要であれば、外付けのキーボードをつなげばいいでしょう。
 
Officeなどのアプリケーションについては、実はXPのサポート終了に合わせ、マイクロソフトは「Office for iPad」という有料アプリの投入を発表しました。残念ながら、日本ではOffice製品のバンドル販売が主流のため、国内投入は年末までずれ込むそうですが、これを使えば、WordやExcelなどのファイルをiPad上で操作することができます。

それにiPadにはWordやExcelに代わるPagesやNumbersというアプリも用意されているので、個人での使用であれば、そうしたツールを使ってみることも考えられます。Googleも「Google Docs」 というクラウドベースのツールを提供していますので、それも代替手段になることでしょう。
 
さて、私から皆さんへの質問は今回が最後になります。そこで、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などの基本ソフト（OS）が今後さらに進化していくことを考えると、皆さんはいったいどんな機能を期待しますか？　価格についてもどうでしょう。皆さんが考える「これからのOSの基本条件」についてお聞きできればと思います。マイクロソフトやアップル、グーグルなどに対し、ぜひいろいろな注文をお願いします。それでは本日もたくさんのご投稿をお待ちしています。


★関口議長の過去の円卓会議より
・個人向けクラウドサービス、使っていますか？
・スマートフォン、活用していますか？
・情報の片付け、上手にできていますか？

• 2014.04.09
• 関口 和一 （株）ＭＭ総研代表取締役所長、元日本経済新聞社論説委員