働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3332 開催期間 2015年03月06日- 03月13日
約2万人の命を奪った東日本大震災から4年になります。この時期になると、メディアが「被災地のいま」を取り上げますが、ふだんの生活でこの震災の話題が出ることは少なくなったのではないでしょうか。地表に現れた岩石が自然に崩れていくように、心に刻まれた記憶が次第に薄れていくことを風化と言います。日本が味わった大震災による厳しい経験は、風化してしまったのでしょうか。それとも、人々の心に消えない記憶として残されたのでしょうか。 私は大震災の直前までの3年間、石巻市に暮らし、震災後は仙台市に住んでいます。石巻には毎週のように出かける機会があり、復興が進んでいるところも、なかなか進まないところも目にしています。3.11を迎え、私自身のなかでは、ほんの昨日のことなのにもう4年もたったのか、という思いと、ずいぶん昔のことなのにまだ4年しかたっていないのか、という思いが交錯しています。 震災のことを考えるときに、被災地の復興はどうなっているのか、という問題だけではなく、震災の教訓は来るべき首都圏などの大震災に生かされるのだろうか、という問題もあります。「風化」という言葉を手掛かりにして、さまざまな観点から、3.11について考えてみたいと思います。 東日本大震災から4年。風化したのでしょうか? あなたはどう思いますか。★高成田議長の過去の円卓会議より・東北の復興支援、続けていますか?・最近の世界経済、気にしていますか?・原発の汚染水問題、理解していますか?
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