働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3360 開催期間 2015年09月11日- 09月18日
現在、私たちが抱えている問題は本当に多様だと思います。もちろん安全保障も重要です。戦後70年、日本を取り巻く環境は変わっています。今後どのように平和と繁栄を維持できるかは真剣に考えなければいけません。「平和憲法」を守ればよいと言っていられた時代はもはや過去のものだと思っています。 みなさんの投稿にもあったように、課題はそれだけではありません。財政はますます厳しくなっています。もしこの金融バブルが弾けたらと思うと、不安が広がります。やはり財政再建の道筋は示さないとまずいと考えます。それこそ孫子の世代にまでツケを回すような国の借金はなるべく早く止めるほうがいいのだとも思います。 お金がない中でも、国の次世代を担う子どもたちにかけるお金を惜しんではいけないのだろうと思います。できるだけ教育にかかるお金を安くして(大学まで授業料無料)でもいいと思いますが、教育格差を小さくする政策が必要だと思います。裕福な家庭の子どもたちのほうが高等教育を受けるチャンスが高いという状態は格差を広げます。むしろ教育は格差を縮小して新しいチャンスを生み出すものでなければならないでしょう。 最後にひとつ。財政を再建するには「入を図って出を制する」ことが必要です。しかし子どもの教育にかかる社会保障は着実に増えるとすれば、老人にかける費用を減らさなければ行けません。年金、医療、介護、そのあらゆる分野にわたって老人にかける費用を減らして行くことが恐らく必要です。 さて皆さんにお尋ねします。老人の医療費や介護費、年金を減らすことをどう考えますか。自分の親たちだからやっぱりまずい? それとも公的医療保険で面倒を見るのは、年齢制限をつけたほうがいい? いろいろ難しい問題ですが、考えてみませんか。★藤田議長の過去の円卓会議より・集団的自衛権行使容認、あなたは賛成ですか?・新聞を、毎日読んでいますか?・東京五輪、日本のプレゼンスは上がりますか?
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