働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3395 開催期間 2016年06月10日- 06月17日
2016年5月28日夕方5時頃に北海道の山林で小2男児が置き去りにされ、6日後に発見された事件。わがことのように心配した人も多かったでしょう。本当に見つかってよかったです。置き去りにした理由は、男児が「人や車に向かって石を投げたから」。車から降ろし、泣いて追いかけてきた男児を一旦は車に乗せますが、それでも言うことを聞かなかったという理由で再度山林に降ろし、5分後に戻ると姿が見えなかったということでした。 また、あまり報道されませんでしたが、石川県で5月23日の午後6時過ぎに、これも小2男児ですが、「宿題をしなかったことへのしつけ」として、母親に山道で置き去りにされたという事件がありました。一時、行方が分からなくなっていたそうですが、およそ3時間後に数百メートル離れた山林で、しゃがみ込んでいた男の子が無事、発見されました。 今回の件で、「しつけ」について改めて考えたり、夫婦で、あるいはママ友と話したという人も多かったのではないでしょうか。実際にママとの話の中で、「子育てひろばからなかなか帰ろうとしないから、“置いて行くよ!”と、子どもを置いて出口のところまで行ったことはあるな~」という声も聞かれます。 北海道の件では、「子どもが無事保護されたのだし、親も反省しているのだから、このままもうこの話題に触れるべきではない」という論調もありました。もちろん、個別に親を責め立てるつもりはありませんが、そもそも「ありがち」「しかたない」「やってしまうかもしれないこと」というような考え方を持つ人が多いのも事実。それは、日本人が持っている「しつけ」「しつけのつもり」という考え方や意識によるような気がしています。 親になったら子どもをしつけることは必要。ただしどこまでがしつけなのか、どこまでいったら行き過ぎなのかと迷うこともあるのではないでしょうか。 あなたは、「しつけのつもりが行き過ぎる」ということが理解できますか? ご自身の経験や、また他の家族を見て「しつけと言っても、行き過ぎではないか」と思った場面などがあれば、状況や気持ちを具体的に教えてください。今回の円卓会議を通してみなさまと、「しつけ」について考えていけたらと思います。★高祖議長の過去の円卓会議より・児童相談所。相談・通報したことありますか?・近所の子どものこと、知っていますか?・しつけのために叩くことは、必要ですか?
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