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会議番号:3415 開催期間 2016年11月04日- 11月11日
アメリカの大統領選挙が8日に迫っています。一国の指導者にとどまらず、世界のリーダーを選ぶ選挙といえるでしょう。 民主党ヒラリー・クリントン氏と共和党ドナルド・トランプ氏による事実上の一騎打ちで、世論調査ではほとんど互角。終盤では、お互いの人格攻撃ばかりが目立ち、こんな形でアメリカ大統領が決まって大丈夫?と世界はハラハラして見守っています。 選挙は週ごとに勝敗を決め、勝った方が選挙人を総取りします。カリフォルニアやフロリダなど大きな州での攻防が注目されています。焦点はなんといっても「トランプ旋風」。メキシコからの不法移民を阻止するため国境に壁を作る、とかイスラム教徒の排除など、差別意識を公然と表に出して「アメリカ第一」を叫ぶトランプ氏が、どこまで得票を伸ばすか。アメリカ社会に潜む「ある種の本音」をあからさまにする候補者が、政治の表舞台に現れ、大統領になるかもしれない。「泡沫候補」と見られながら、選挙戦を通じて国民の支持を増やしているという現実があります。 一方のクリントン氏は有能な弁護士からファーストレディーに上り詰め、国務長官も経験した。きらびやかな経歴の持ち主ですが、トランプ旋風に煽られ、強みとされた経歴が「エリート臭さ」となって選挙民の離反を招いている、ともいわれています。 米大統領選は立候補への準備も含めると2年掛けの長期戦です。大衆にアピールする個人としての魅力だけで戦えるものではありません。広大な国土を駆け回り、支持を集めるには組織の厚みと資金力が欠かせません。 何人もの政治家が名乗りを上げながら、脱落しました。激戦を勝ち抜いて決勝に残ったのが、不人気を抱える二人です。有権者は「否定的要素」を比べあうことを迫られているように見えます。黒人のオバマ氏を大統領に選んだあの8年前の高揚はどこへ行ったのでしょう。 世界の指導者である米国大統領が、このような選ばれ方でいいのでしょうか? いいと思う人はYES、おかしいと思う人はNOに投票してください。併せて、あなたがこの選挙をどう思うか、なぜこんな状況になったのか、ご意見をお待ちしています。★山田議長の過去の円卓会議より・おカネが動く五輪、仕方ないですか?・五輪・パラリン。アスリート・ファーストに戻せますか?・本土の人は、沖縄に冷淡だと思いますか?
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