働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3521 開催期間 2018年11月16日- 11月23日
ゆいゆいさんの「仲間をみつけ、協力しあう」というご意見はもっともだと思います。日本は経済的には世界第3位とはいえ、いわゆる「大国」ではないと考えます。それは経済力以外のパワーが比較的弱いからです。文化などのソフトパワーは近年、力をつけていますが、軍事力のようなハードパワーはあまりありません。その意味では、日本だけで何かしようにも限界があります。 パートナーとしてどんな国を選ぶのかが重要です。本来ならアメリカなのでしょうが、トランプ大統領になって以来、「行動を共にする」のは難しい場面も増えてきました。TPPや気候変動のパリ協定がその典型です。東アジアの隣国、中国も日本にとっては難しい国です。政治体制が異なるし、尖閣諸島などでも日本に圧力をかけ続けています。 そうなるとちょっと地理的には遠いけどEU諸国ということになるでしょうか。オーストラリアやニュージーランド、それにインドも仲間になりうるでしょうか。共に生きなければならない世界ですから、そういった国々とよく話し合い、利害を調整しながら行くしかないと思います。 最近、よく言われているインド洋でのインフラ整備は、中国の一帯一路に対抗する狙いもあると思いますが、同時に日本がこういった地域でのコミットメントを強めていくきっかけになると考えます。 さて皆さんに伺います。日本にはハードパワーが足りないということを申し上げましたが、それではハードパワー、とりわけ軍事的な力の強化についてはどうお考えになりますか。ある程度は強化したほうがいいでしょうか。それともやはり従来のようにアメリカ頼みでごく限られた軍事力に限ったほうがいいでしょうか。皆さんのお考えをお聞かせください。★藤田議長の過去の円卓会議より・トランプ大統領の貿易政策、気になりますか?・第4次安倍改造内閣、よりよい成果は期待できますか?・海外メディアのニュース、ウォッチしていますか?
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