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会議番号:3564 開催期間 2019年09月27日- 10月04日
アビー113さんの「口先だけで実行能力は無い」はずいぶん手厳しいですね。まあこれまで何の実績もないのに注目されてきたのだから、それも仕方がないとは思いますが。 小泉大臣が東電の福島第一原発に行きました。そしていわゆる汚染水については、「経産省で検討中であり、地元の人々の気持ちも汲んで進めてもらいたい」というような発言をしました。汚染水問題は直接環境省の担当ではありませんから、極めて「安全運転」の発言ではあります。一方でやや物足りなさを私は感じます。 もし私が小泉大臣であれば、まっさきに手をつけるのはアビー113さんも書いているマイクロプラスチック問題です。2、3年後を目標に、レジ袋の禁止、使い捨てプラスチックの廃止を打ち出したいと思います。もちろんプラスチック業界からは反発もあると思いますが、圧倒的に国民の支持を得られるであろうことと、世界的にもアピールできることだからです。 しかし私が小泉大臣に望むのは、レッズさん、Tosukuさんがいうようにやはり温暖化ガスの問題です。地球温暖化は思ったよりも影響が大きいということが第一、そして日本が温暖化ガスを削減するためには、一時的にせよ原発再稼働が必要だからです。関電の問題で再稼働はますます難しい状況に置かれていますが、ここは大きな目的を達するために、再稼働も視野に入れねばならないと思います。そうした状況を切り開くために小泉大臣の発信力を使ってもらいと考えます。 真打ちさんのいう汚染土の問題は、いちばん難しいかもしれません。最終処分場が必要だということは分かっていても、どの都道府県知事や自治体首長にとってもそれを主張するのはあまりにも政治的リスクが大きな話だからです。英語でいうNimby (Not in my back yard)です。余談ですが、その意味で大阪市長の松井さんが、「安全であると証明されれば、原発の処理水を大阪湾で処理することを受け入れる」と言ったのは、たいしたものだと思います。それほど、維新は自信を持っているということでしょうか。 いずれにせよ、政治家にとっていちばん重要なことは、多くの人が反対することでも、やらねばならないならそれを説得することだと思うのです。これから先の日本は、かつてのように右肩上がりではありません。つまり問題を放置しておいても時間が解決するということにはならないのです。だからこそ小泉大臣のように、選挙には絶対的に強い政治家が、はっきりと物事を言うことが必要だと思うのです。 1週間、どうもありがとうございました。★藤田議長の過去の円卓会議より・第4次安倍改造内閣、よりよい成果は期待できますか?(2018年10月)・老後のために2000万円、驚きましたか?・広がる「自国第一主義」、危険だと思いますか?
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