イー・ウーマン（ewoman）

消費社会ですから（Prune・海外・その他・42）

外出禁止3週目のフランスです。政府は被雇用者、個人事業主に生活保護額以上の給付を発表、雇用者には解雇ではなく、まずは2カ月の部分失業（ただしCovid-19規定）を推奨しています。ただし、国庫にも限りがあり、私は一時的に来る打撃を覚悟しています。現在テレワークか部分失業、または医療、食品、エネルギー、医療従事者子弟対象教育、危険物関係のみ出勤可能です。たとえば青果店は人と人の接触を伴うため買い付けは商品を見ずに行うなど既にリスクも発生。保障は不明です。

協力度が問われています（Zonnetje・海外・その他・44）

オランダ在住者です。ロックダウン寸前の策を出してきた政府に対しロックダウンだけは避けたいという国民が互いに協力する姿が見られます。知り合いに患者がいる、あるいは高齢の親戚がウイルスに感染する可能性があるなど、皆が身近に感じているため、政府が厳戒に巡回せずとも互いがけん制しあいながら生活を送っています。子どもは電子機器を駆使して学校生活を送っていますが、小学生だと、親からえるのが難しい子どもたちへのサポートがあるといいと思います。

バイク大国ならではのデリバリー（marco302・海外・その他・48）

27日にベトナム政府が28日付で厳戒体制に入るとのアナウンスがありました。飲食店も営業停止となりましたが、幸いデリバリーサービスは継続可となりました。バイクでの移動は感染率が低いとの政府の判断なのでしょう。備蓄食料はあったのですが、夫の誕生日が重なったこともあり、いつもはデリバリーをやっていない某有名5つ星ホテルにディナーをオーダー、また切花、バースデーケーキを依頼してみました。今後も飲食店をサポートしようと毎日デリバリーの予定です。

衣食住のうちなら住の保証（hiro2・61）

私は小売業界で再雇用、1年ごとの契約ですのでこの状況が続けば次の契約がなくなるかもしれません。この状況ではすぐに次の仕事が見つかるとも思えず、即生活に困ります。ヨーロッパの事例は大変羨ましくやはり2、3カ月程度の収入保障が欲しい、失業保険があるといっても心許ない。貯金に回るので商品券をと言うことですが、貯金に回らず効果のあるものといえば賃貸料や住宅ローンを2、3カ月保障すると言うことではダメなのでしょうか。

救済とインセンティブ（blueberry53・大阪府・63）

私は緊急対応が必要なのは資金繰りが難しく経営が厳しい企業商店の救済だと思い、無利子融資などの方策が重要だと思いますが、融資ですので返済が必要となります。ただ、返済期限が5年としても経済が復活して2年で半分返済出来たら残りの返済は不要とするなど、救済とインセンティブを併用するような方法を採用してはどうかと思います。また、学校も小集団でタブレット端末を融通しながらの授業再開など、一気にできない方策でも刻みながらでも前へ進める工夫も大切だと思います。

一斉休業のための施策を（Jerryb・東京都・53）

大都市については商品券をばらまくのではなく、地域のお店に保障して休業させれば人は来なくなり、感染の広がりが抑えられると思います。会社にも人件費を出すか、難しければ1人10万円を無条件で給付してその代わり不用意な外出に罰則を科すとか。あと、政府主導でファンドを立ち上げて医療崩壊を防ぐための財源の1つにすればよいと思います。

徳政令（cheetan・千葉県・51）

借金を棒引きにとは言いませんが、借入金やローンの返済を2カ月、もしくは3カ月の間凍結することはできないでしょうか。対象には個人も企業も含めて。節約しようにもできない定額の返済が致命的な決定打になると思います。その心配がなくなれば、努力して節約に励むことも可能です。

資金繰りに重点を（やっちゃん２４・大阪府・51）

給与が50%になったと考えた際、各種減税を望みます。会社経営でキャッシュが不足する場合は日本政策金融公庫から特別な低金利で速やかに融資。家賃に困る場合は、UR等を低家賃の賃貸にし差額は地方自治体負担と政府や地方自治体の支援を望みます。財源の問題があるかもしれませんが、人命に関わることなので、コロナを乗り切るために思い切った政策を望みます。

一律現金給付（DiamondBar・東京都・51）

友人がレストランを営んでいますが、売上の落ち込みに対し、営業時間を短くしてバイトへの支払いを減らすくらいしか策がないようです。仕入れ、家賃、賃金などの支払いが必要な中、商品券はお門違いで現金給付が必須です。議長の言うように時間が勝負だと思うので、事業者と労働者に細かい条件を付けずに一律に一定額の現金を給付するのがいいと思います。

たくさんの具体的な事例やアイディア、ありがとうございました。日本での感染者が1日で200人以上となり、また、その増加がニューヨークが感染爆発を起こす直前と似ているという報道がありました。今日のロックダウンはなくても、かなり真剣に都民が、国民が、自分のこととして捉えて行動を抑制していかないと、健康面だけでなく、経済面で、企業も、個人も大きな課題となることは必須です。

まず海外からの事例が届きました。
フランスから、Pruneさん、ありがとうございます。「生活保護額以上の給付」とのことです。ある程度の安心があるように思いますが、「2カ月の部分失業を推奨」とは、解雇せず、部分失業として業務を減らすことで失業保険が支給されて、後日同じ職場に戻ることができる、ということでしたでしょうか。ぜひもう少し詳しく事例をお知らせください。

オランダからは、Zonnetjeさん、ありがとうございます。「ロックダウン寸前の策を出してきた政府に対しロックダウンだけは避けたいという国民が互いに協力する姿」というのは、今の東京や大阪が必要としている学びがあるかと思います。「互いがけん制しあいながら生活」つまり、social distancing の徹底でしょうか。

ベトナムからは、marco302さん、ありがとうございます。「デリバリーサービスは継続可」は、ニューヨークの飲食店と同じですね。「いつもはデリバリーをやっていない某有名5つ星ホテル」に加えて「切花、バースデーケーキ」もデリバリー。いいですね。各国で生花が捨てられている報道がありますが、デリバリーしてくれれば、我が家にも欲しい。それに、飲食店のサポートと考えると前向きに捉えられそうですね。助け合いができそうです。

hiro2さんからもあるように「ヨーロッパの事例は大変羨ましくやはり2、3カ月程度の収入保障が欲しい」ということですね。
案としては
・賃貸料や住宅ローンを2、3カ月保障すると言うことではダメなのでしょうか。

blueberry53さんからは
・救済とインセンティブを併用するような方法
・学校も小集団でタブレット端末を融通しながらの授業再開

Jerrybさんの案は
・地域のお店に保障して休業させる
・1人10万円を無条件で給付し、不用意な外出に罰則を科す
・政府主導でファンドを立ち上げて医療崩壊を防ぐ

cheetanさんの案は
・借入金やローンの返済を2カ月、もしくは3カ月の間凍結

やっちゃん24さんの案は
・各種減税
・日本政策金融公庫から特別な低金利で速やかに融資
・UR等を低家賃の賃貸にし差額は地方自治体負担と政府や地方自治体の支援

DiamondBarさんの案は
・一律に一定額の現金を給付

上記をまとめると、コロナの経済的な影響は多分半年は覚悟しなくてはならない状況。長いと、後1年間と思いますが、今の時点では6カ月をめどに具体的な経済対策が必要＆安心と思われます。その方法は消費税をいじるなどの、機器や現場の労働者の運用に関係するものを避けることが重要だと思うことと、とにかく、命を、生活を、つないでいただく必要があるということも意識し、でも同時に、倒産も避けるということだと、かなりの巨額ですが、そして、対象者を限定する必要があるかとも思いますが、政府が補填することでできるだろうことは、

・電気、ガス、水道などの基本インフラの3カ月の支払い凍結
・学費の3カ月の支払い凍結
・納税（消費税、住民税、固定資産税などすべて）期限を3カ月延期
・金融機関からの借入金やローンの返済を3カ月間凍結
・マイナンバーで管理して一人20万円の現金支給

本当は6カ月といいたいところですが、まず3カ月。大切なことは、いつから始めるか。1日も早い決断と発表をして欲しいと思います。そして最初に、電気、ガス、水道などの基本インフラの3カ月の支払い凍結、でしょうか。命を守る必要があります。

私たち一人一人がsocial distancing の徹底、つまり他の人と2m離れた生活、をすることが一番大切かつ早い解決への道ですが、では、最後の議論として、私たち個人個人ができる「経済対策」はなんでしょうか。

ベトナムのmarco302さんのように、デリバリーをしたり、買い物をして、できる人は消費を続ける、ということでしょうか。今していること、今日から始めようと思うことを、教えてください。もちろん、今週最後ですから、その他、今週の議論を読んでの感想や提案あればそれもお待ちします。「コロナ感染拡大。生活への経済的打撃、大きいですか？」にイエス、ノーで投票し、皆さんの体験、提案を I statementでお待ちしています。

＊同時進行の田村医師との「新型コロナウィルス感染症。自分の健康、心配ですか？」への投稿もお願いします！



★今週同時進行の＜働く人の円卓会議＞
・新型コロナウィルス感染症。自分の健康、心配ですか？


★佐々木議長の過去の円卓会議より
・時間管理、できていますか？
・人前で話す技術、高めていますか？
・あなたの会社、ダイバーシティ進んでいますか？

• 2020.04.01
• 佐々木かをり 株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長、株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長