働く女性の声を発信するサイト『イー・ウーマン』
会議番号:3610 開催期間 2020年09月18日- 09月25日
皆さん、こんにちは。MM総研所長の関口です。今回もたくさんのご投稿をありがとうございました。「スマホ決済に不安を感じる」という方は91%と、若干ですが最初より増えました。最後はスマホ決済のコツについてお聞きしましたが、「配車アプリが便利」(DiamondBarさん)、「ポイント重視で活用」(いまいくんさん)、「JREポイントとSuicaの組み合わせが有効」(unagiさん)といった貴重なアドバイスもいただきました。 傑作だったのは、marco302さんの「結婚式のご祝儀をLINEで渡した」というお話です。お祝い金といえば、新札をご祝儀袋に入れて渡すのが礼儀でしたが、デジタル時代にはお祝い金の受け渡しもスマホ決済で行われるようになるのかもしれませんね。 それから皆さんのご意見をとりまとめて下さる円卓会議の編集担当さんとのやり取りで気付いたことですが、今回のテーマでご投稿が多かったのは40代や50代の方たちでした。78歳のエルザさんは「買い物はカードでキャッシュレス、スマホ決済も利用中」だそうですが、20代や30代の方のご意見は少なかったようです。ということは、年齢が上の方ほど「スマホ決済に不安を感じている」ということでしょうか。 私自身は61歳になりますが、携帯端末を2~3台持ち歩き、スマホ決済も多用しています。最大の理由はズボンのポケットに入れる財布が小銭で膨らむのがいやだからです。それとクレジットカード決済の場合は紙の明細書の管理が必要ですが、スマホ決済ならその場で金額を確認すれば決済が完了し、購買履歴もスマホやパソコンで簡単に確認できるからです。 もちろん不安がまったくないわけではありません。Suicaはクレジットカードからの自動チャージを設定していますが、スマホ決済については自動チャージにせず、不足したら自分で補充するようにしています。また銀行口座とは紐づけず、クレジットカードからチャージするようにしています。今回のドコモ口座などの問題では、知らないうちに銀行からお金が引き出されたことが問題となりましたが、エルザさんも書かれているように銀行によっては引き出しをメールで知らせてくれるサービスがありますので、それを活用しています。 政府のキャッシュレス推進策では、日本のキャッシュレス比率を2割から4割に引き上げるのが目標でした。お隣の韓国や中国ではすでに6割~8割に高まっているからです。今回のコロナ禍では、「現金には触りたくない」というニーズから、紙の受け渡しが要らないスマホ決済が広まりました。この流れは今後も続くと思いますので、消費者としてはしっかりとした防衛策を講じながら賢くスマホ決済を活用していくということが重要ではないかと思います。 1週間、本当にありがとうございました。次回も円卓会議で皆さんと議論ができることを楽しみにしております。★関口議長の過去の円卓会議より・キャッシュレス。実践していますか?・GAFAの個人情報収集、気になりますか?・フィンテックって知ってますか?
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