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会議番号:3663 開催期間 2021年11月05日- 11月12日
皆さん、こんにちは。情報通信技術(ICT)分野の調査・コンサルティング会社、MM総研代表取締役所長の関口です。今週も1週間お付き合いください。 今回のテーマは10月28日に新しく社名を変えた米SNS最大手、フェイスブックと話題のメタバースについてです。まず皆さん、フェイスブックが社名を「Meta(メタ)」に変えたことをご存じでしたでしょうか。SNSサービスのフェイスブックのブランドはそのまま使い続けるということで特に変更はなかったため、意外とご存じなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。 社名変更はCEOのマーク・ザッカーバーグ氏が会見で明らかにしたものです。あえて社名を変えた理由はフェイスブックのビジネス内容が祖業のSNSサービスから3次元のコンピューターグラフィクスによって再現される「メタバース(仮想空間)にかかわるものが増えてきたから」ということだそうです。 具体的にはフェイスブックが2014年に20億ドルで買収した3D映像を視聴できるヘッドマウントディスプレーの「Oculus(オキュラス)VR」がそのひとつです。立体映像が見られるというゴーグルで、ザッカーバーグ氏は早くからメタバースに関心を持っていたということがわかります。 また2019年には「Libra(リブラ)」という暗号仮想通貨も投入しています。Libraはその後、「Diem(ディエム)」と名前を変えていますが、こうした仮想通貨は現実世界で使うだけでなく、メタバースのような仮想空間内での取引にも使えます。もっといえば同じ「仮想」ということで相性はとてもよいといえます。 もちろんこれは表向きの理由で、本当は度重なる個人情報の流出やフェイクニュースの垂れ流しといった事件により、フェイスブックのブランドイメージが傷ついたことから、イメージの刷新を図りたいという狙いもあるでしょう。 そこで今回はフェイスブックによるメタバース戦略とメタバースの広がりについて皆さんと意見交換したいと思います。フェイスブックの社名変更について、まず「知っていた」「知らなかった」の二者択一でお答えいただき、それについての皆さんが受けた印象やご意見をいただければ幸いです。 それでは今週もまたよろしくお願いいたします。たくさんのご投稿をお待ちしておりますね。
★関口議長の過去の円卓会議より
・デジタル庁に期待していますか?
・SNSの個人情報管理、心配ですか?
・キャッシュレス。実践していますか?
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